竹内まりやとアース・ウインド&ファイアー。

多くの同世代諸氏が、このタイトルでピンときていることだろう(笑)。ったく、長袖シャツがしっくりとくる今日の東京で、そんなにはっきりと秋にしないでくれよってな気分である。今日より9月は長月が王道のようだが、僕は夜長月って言い方が好きだ。“セプテンバー” もしっくりとくるのは、竹内まりやさんとアース・ウインド&ファイアーのおかげだな。ヒット時期が双方とも1979年という偶然がおもしろい。

 

まりやさんの「セプテンバー」は今更ながら知ったことであり、「やはりな」とも思わされたのが松本 隆さんが紡いだ言葉なんですな。うーむさすがである。作曲は林 哲司さんで『昭和40年男』史上に燦然と輝く特集『俺たちシティポップ世代』(vol.23) ではインタビュー記事を構成していて (お持ちでない方はこちらをぜひっ。特集の多くが再掲載されているぞ)、その中で林ワークスを紹介し「セプテンバー」も採用している。解説では林さん自身が世間に認知された重要な曲としているのだ。フムフム。

 

一方の「September」は僕にとってアース・ウインド&ファイアーとの出会いナンバーだったと記憶している。これ以前の大ヒットナンバー「宇宙のファンタジー」はまだ洋楽にハマる前夜のことだったが、1978年に発売になり翌年にヒットした頃はもう貪るように洋楽を追い求めていた頃だ。ビー・ジーズの「ナイト・フィーヴァー」とともに、ファルセットのコーラス曲っていうのが自分にとっては新しかった。アースは次にヒットさせた「ブギー・ワンダーランド」も大好きだった。僕のつぶやきではおなじみの、シリア・ポールさんの『ダイヤトーン・ポップス・ベストテン』が仕入れ先である。歌詞中に “Now December” とあり、この曲はつまり12月から眺めた9月21日の歌なのですな。うん? これも今更反応した僕なのだが、サザンオールスターズの初期の名バラード「素顔で踊らせて」はもしかしてここから来ているのかな? サザン通の方でご存知だったら教えてくだされ。

 

さて、愛用しているカレンダーもあと残り4枚である。写真家の吉村和敏さんが撮影したスペインの風景だ。うむ、なんとなく9月に感じられてしまう。もう残り4枚しかないのだ。コロナに振り回されているうちに、令和3年が残り1/3になってしまった。今年の暮れは大騒ぎができるのだろうか…、な〜んてことばかり考えてしまう。秘密基地を開催したいとばかり考えてしまう。そしてそろそろ今年の仕上げに入らなければならないなんて焦りが迫ってきた。いい年で仕上げたいと強く強く念じるような夜長月の初日である。
 

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