ドリフターズは高すぎる山? 〜いよいよ本番ってときに…〜

 
練習に練習を重ねた俺たちに、いよいよ予選当日がやってきた。
しかし、その朝、なんと俺は熱を出してしまった。
だが、まさかここまでがんばってきて撤退はない。
すなわち、熱のことは親に隠して
元気に学校に行かなければならない。

そう、当時は学校が絶対的な存在だった。
休んでハワイに行っちゃうような時代ではなかったはずですよね、同世代諸君。
学校を休めば、クラスの期待もへったくれも
なんの抵抗材料にもならない。
いい子で寝かされてしまうだけなのである。

親に気づかれないように元気に登校し
ちょっと頭が痛いと訴え保健室で安静にしていた。
硬いベッドに横たわりながら
何度も何度もネタ確認するのだった。

予選会場の東京港区は赤坂へと向かう3人には
小学生らしく保護者がセットされ、
計6人で荒川区のダウンタウン町屋から電車に乗る。
緊張感漂う3人の子供と、バカ話に華を咲かせるママゴン3人。
TBSの裏にあるスタジオを目指した。
そこにつくと、さすがにママゴン3人もおとなしくなった。

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