長野オリンピック会場で燃えた昭和40年男!!

「編集長、今日熱いですね」
説明しよう。この編集長は『昭和40年男』のではなく、バイク雑誌のそれだ。昨日はバイクメーカー・カワサキと僕が編集長を務める雑誌の共催イベントで、一緒にMCを担当してくれたKAZEギャルからかけられた言葉だ。いやいや、いつもMCの仕事をする僕は暑苦しいほど熱いっす。ただ、力が入ってしまったのは事実で、それは開催された会場が長野オリンピックのスピードスケートのリンクだからだ。ここで清水宏保選手が金メダルを獲ったのかと思うと、会場入りの瞬間は感激で涙ぐんでしまった。そして、東京オリンピックが盛り上がっている最中に、前回の日本開催オリンピック会場でイベントができることも至福だった。

 

オリンピックを挟んで人の分断が起きたことを、悲しく感じている裏返しで力が入ったというのもある。反対意見を出すこと自体はいい。だが開催に怒りを持ち、その矛先を賛成派にぶつけたり、こともあろうか選手にぶつけたりといった愚行まで起きている。元をたどればコロナのバッキャーローのせいなのだが、東京2020で起きてしまった心の分断は、強い悲しみとなって僕の中に未来永劫残り続けるだろう。

 

でも昨日のうれしさは、この悲しみ以上に大きかった。前述したとおり清水選手が金を獲った会場で、あの瞬間の感動は記憶に強く残っている。彼の言葉「スターターを自分の磁場に引きずり込んでピストルを打たせるんですよ」は僕の格言集に入っていて、度々反芻している。その清水選手が金メダルを獲った聖地でライブである。終礼の挨拶で「こんないい会場でライブができたことは、会場関係者のみなさんへの感謝に堪えません」と深くお礼した。重圧にも感じるほどの聖地で僕は大暴れしたのさ。

 

実は去年からの延期開催だ。コロナの状況は去年よりひどいが開催に踏み切ったのは、まるでオリンピックと同様である。批判が出ようとも、強い気持ちで僕らはイベントを運営した。もちろん十分な対策を施してのことだし、県からも市からも中止要請は来なかった。だがおそらく、自粛してくれたライダーも多くいるだろう。昨日のコンディションだったら、3,000人集まってもまったく不思議でないところ、2,000人強しか来なかったのだ。来てくださった方々への感謝はもちろんだが、苦渋の選択で自粛した方々にも深く感謝だ。ありがとうございました。

 

それぞれの考え方を尊重した上で、自分自身の行動をすべきである。反対側を誹謗中傷することは愚行でしかないと、ここに強くつぶやく (強いつぶやき・笑) し、昨日ステージでも話した。おそらくそれを指して、KAZEギャルは冒頭の言葉を僕にかけたのだろうな。
 

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