大編集後記。夏特集を振り返る(3)

2010 年 6 月 14 日 編集長 コメント 2 件


夏特集の体当たりチャレンジで、小型船舶免許に見事合格となった俺だが、
その裏には血のにじむような努力の日々があったのだ。
バイク雑誌を担当する編集部員の谷田貝(やたがいと読むがヤッチーと呼ぶ)が
「企画で小型船舶の免許を取るんですよ」
と聞かされた瞬間だった。
それ、夏企画にもってこいじゃないの。
聞けば10万円かからず、2日間で取れて合格率は9割を越えるという。
つまり、至極カンタンなものと判断される。
「俺もやる、昭和40年男の特集で」


すさまじい節約取材となった。
写真は俺がヤツを撮り、ヤツが俺を撮れば時間的にも経費的にも助かる。
つまり、取材経費は安くつく。
トントン拍子に企画実施が決まったものの、
2日間で取れるクイックチャレンジコースは日程が限られていて
〆切に対してかなりタイトではあった。
が、とにかくギリギリで滑り込み合格を決めて
実際に海に出るロケまでなんとか組めるというタイミングではあったのだ。
覚悟を決めて申し込み、数日後に教材が届いた。
クイックコースは予習をしておけと書いてあったが、んなもんは当然無視だ。
そんな時間があったら、原稿を書きたい。
とにかくタイトなのだよ。


「教材開きました?」と、ヤッチー。
「んな時間はない。第一、合格率9割越えだろう。アホじゃあるまいし」
「ロープワークとか、結構面倒ですよ」
「んなもんは今から覚えたって忘れるワイ。前日に詰め込めば十分」
と、耳を貸さずに教習日を迎えたのだった。


受講者は4名で、二組に分かれて講習と実技を受けた。
幸い俺とヤッチーは同じ組で、撮影しながら受講する。
まずは午前中の講習からだ。
初めて開く教材。
初めて聞く海の世界のルール。
???
ちんぷんかんぷんじゃないの。
3時間の講習を終えて
「ここに900題の問題集がありますから、これを全部やれば大丈夫です」
900題?
1題3分×900題=2,700分=45時間=まるまる2日間?


へっ? んな時間あるわけない。
そうか、1題30秒でやればいいんだ…って無理だろうなあ。
ヤバイヤバイヤバイ。
不安いっぱいで土手を眺めながらおにぎりを頬張っている写真が、本誌に掲載されている。
かなりなめていたなあ。

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  1. 風親父
    風親父
    2010 年 6 月 15 日 21:46

    こんばんわ、風親父です。
    谷田貝さんて「タンデムスタイル」に出てくる、失礼、編集の方ですか?。
    色々知っている方の名前が出てきて楽しいです、所でボートって曲がるときの感覚とかバイクに似てますよね。
    飛行機のパイロットもバイクに乗る人が多いと言うのはやはり感覚が似ているからなんでしょうか。
    スキーのレーサーがモトクロスをやるなんて言うのはモロにですよね。
    「昭和40年男」の最新号をみて、今年の夏はボートに乗りに行ってみようかなどと考えています。

  2. 編集部員
    編集部員

    そのとおり。よくご存知ですね。クレタ通!
    ボートに乗ったらぜひ感想などお送りください。

ネズミ講式昭和40年会(仮) 。

2010 年 6 月 13 日 編集長 コメント募集中

カンパーイ。記念すべき第1回ネズミ講式昭和40年会が始まった

カンパーイ。記念すべき第1回ネズミ講式昭和40年会が始まった


一昨日の発売日のこと、俺はある会を発足させた。
タイトル通りの恐ろしい組織である。
プレイベントとなったのは、もう2ヶ月前にさかのぼる。
この雑誌をキッカケに仲良くなった落語家の立川談慶さんと、
その知人であるスーパー広告マンのサイトウさんとの呑み会である。
 「タメ年同士の呑み会は楽しいよね」
 「もっと集めてドンチャンやろう」
 「じゃあ次は発売日に、各自友達を連れてくるというのはどう?」
と、次回の開催を6月11日に決め、千鳥足の3人は別れたのだった。


そして一昨日、懐かしのプロレスラー、キラー・カンさんの店“カンちゃん”で
第1回「ネズミ講式昭和40年会(仮)」を華々しく開催したのだ。
増えた増えたよ8匹のネズミたちは、どこまでも盛り上がる。
焼酎のボトルが次々と空いていき、いかに自分たちが踏ん張らなければならないのかを
再確認し合ったのだった。
この会は昭和40年1月から昭和41年3月生を対象としているが、
もっとゆるい縛りの会や趣味をテーマにしたものなどいくつも生みだしていきたい。
そのすべてに俺が関わるということでなく、
『昭和40年男』という雑誌を中心としたコミュニティを利用して、
小さなコミュニティが次々と誕生していくというイメージだ。
バーチャルでない“リアル”な数々集いが、この日本を元気にしていく。
全国各地に会が発足していき、ジョイントで遊んだり出張のついでに顔を出したり。


そうそう、こんなお誘いもいただいたので会にしてしまおうと思っている。
会社の同期で昭和40年の会があるから遊びに来てくださいと。
こんなのも喜んで出かけるよーん。
そんな活動の広報的な役割を俺たちが引き受ける。
たまに全部が集まって東京ドームでイベントを開くとかね。
うんうん、スッゲーわくわくする。


その第一歩が始まったと思うと、これは大変貴重な夜だったということになる。
毎回発売日に開催することになったから次回は9月11日の土曜日だ。
ネズミさんたちは何人に増えるかな?
楽しみなのじゃ。

63歳になるというキラー・カンさん、若いっす。「昭和40年男」を無理矢理持っていただいてチーズ

63歳になるというキラー・カンさん、若いっす。「昭和40年男」を無理矢理持っていただいてチーズ


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大編集後記。夏特集を振り返る(2)

2010 年 6 月 12 日 編集長 コメント募集中


昨日から続きでお送りしている、第3号の編集後記である。
夏の想い出セクションに入れたかった「甦る新島伝説」はボツとなったが、
逆に思った以上にうまくいって増ページしたり、
軌道修正を余儀なくされたりと、制作現場は大騒ぎの連続となった。


今回の特集を締めくくった2人の証言は、
当初ひとりあたり2~3ページで3~4人から話を聞こうと予定していた。
それが、取材にあたった武田、金子ともにうまくいったようで、
取材から帰ってきた2人は口をそろえて「4ページは欲しい」と俺を困らせてくれた。
もちろんこれは贅沢な悩みであり、うれしい悲鳴である。
ということでロングインタビュー2本となり、これは連載企画にしようかとも今考えている。


俺たちは敗戦から20年を経てこの世に生まれてきた。
すでに戦後の傷跡からは立ち直って、バラ色の幼少時代を過ごし
現在まで何不自由のない暮らしを享受してきた。
大変な思いや苦しみを抱えている男は多いが、
ベースとしては平和で活気のあるすばらしい時代を生きてきたのだ。
その俺たちが戦争について語ろうとしたところで、
なにかしらの違和感は生じてしまうかもしれない。
どんなに勉強したところで、その材料自体に湾曲した力が加わっていることが多々ある。
今回担当した2人だって異なる考え方を持ち、
じっくり話し込んだら俺ともズレが生じることだろう。
そんなデリケートで難しい問題だからこそ、逃げないで踏ん張っていこうと思う。
今、証人たちの声を受け継いでいかなければ、
あの悲惨な出来事が風化していってしまうのだから。


先日テレビで誰かが言っていた。
沖縄に日本がアメリカと戦ったという事実を知らない学生も多いのだと。
いかん。
俺たちは時代のブリッジ役となって次世代に伝えていかなくはならない。
今回の企画のおかげでその思いを強くできたのだ。
だから、こういったこういった軌道修正は大変ありがたい。


チャリンコチャレンジ企画の軌道修正も激しいものとなった。
夏、北海道のさわやかな風、青空、地平線…
と観光協会がつくったすばらしいイメージフィルムのようなページをつくろうと出かけた。
颯爽と走るおれがそのプレゼンテーターだ。
が、ご覧の通り夏の提案とはいいがたい、苦行のページとなってしまった。
さてさて、これをどう料理するかと悩んだ結果、
いまみなさんが手にしたような内容になっているということだ。
お見苦しいページではあるが、逆に勇気を得られるのではないだろうか?
あーあ、バカだねえと。
本誌にはさり気なく書いたけどね、想像してくださいよ。
早朝のビジネスホテルで、股にワセリンを塗っているタメ年男の姿を。
ガラガラとまるで音を立てているかのように崩れ落ちていく“男の尊厳”。
あー、お母さんゴメンなさい。
今度生まれてくるときはまっとうな人生を歩みますってね。


現場は予定通りにうまく進むことなんかないのである。
(不定期でつづく)

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懲りずにやります、イベント。

2010 年 6 月 12 日 編集部員 コメント募集中

さて、前回は盛り上がったものの参加人数的にはちょっと寂しかった
本誌読者ミーティングですが、 懲りずにまたまたやっちゃいます。
タイトルは前回と同じく『宴』です。


8/7(土)に、これまた前回同様、荻窪ルースター・ノースサイドで行ないます。
今回は昨日発売した『昭和40年男vol.3』の内容とリンクしたコンテンツを用意しました。
  ・編集長バンドによる昭和57年のヒット曲の演奏(洋楽・邦楽どちらも)
  ・編集長による取材秘話公開 ~編集部にだまされた極寒の北海道旅~
  ・元自動車雑誌編集部員による80年代ナンパグルマの解説
  ・本号の取材関連品の展示(ラジコン、革製品、各種スパイスなどなど)
  ・プレゼント&オークション(貴重な創刊号、表紙ゲラの他、特別品も登場)
などなどやっちゃいます。
もちろん、いつものようにナツカシの歌や演奏での飛び入り参加もOK!
詳しくは告知ページをご参照ください。


心よりみなさんのご参加をお待ちしております!

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Twitter始めました。

2010 年 6 月 11 日 編集部員 コメント募集中

ついにというかなんというか。
始めましたよ、Twitter。
http://twitter.com/s40otoko
ぜひのぞいてみてください。


当面は当ブログの更新情報が中心になりますが、
現場からの声なども入れられたらいいなぁ。
編集部一同、がんばりますのでフォローヨロシクお願いします。

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3番勝負、更新しました!

2010 年 6 月 11 日 編集部員 コメント募集中

なつかしのヒーローやアイドルを
読者投票で勝負させる「読者投票 3番勝負!」、前回はナツカシの音楽対決ということで
 ・ピンクレディー VS キャンディーズ
 ・ビートルズ VS ストーンズ
 ・世良公則&ツイスト VS 甲斐バンド
の三つの対決を続けてきた。
それぞれの勝敗は本日発売の『昭和40年男 vol.3』のP95に掲載しているので、
ぜひ見て欲しい。


さて、次号VOL.4に向けて、新しい3番勝負を公開するぞ。
次の対決はズバリ「ナツカシのヒーロー対決」だ。
 ・対決1 マジンガーZ vs ゲッターロボ
 ・対決2 ミラーマン vs スペクトルマン
 ・対決3 仮面ライダー vs キカイダー
ココロ踊る昭和40年男も多いのでは?
ぜひとも投票に参加して、勝敗の行方を見守って欲しい。
結果は9/11発売の『昭和40年男vol.4』で報告するのでヨロシク。

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浅草秘密基地、続行!

2010 年 6 月 11 日 編集部員 コメント募集中

前号vol.2の発売まで続けます、と宣言して
毎週月曜日に開催し続けてきた浅草秘密基地
これまでに本ブログにてレポートしてきたとおり、
なかなか厳しい参加状況がつづいていた。
しかしながら、前回6/7には5名もの方々にお越しいただき、
ナツカシ話や地域文化の違いなどで大盛り上がり。
とても有意義な場となったのであった。


だから、というわけでもないのだが、
同世代同士が集まれる場所として残していこうということになった。
今日は、第三号が発売されたので
次回の浅草秘密基地も盛り上がりは必至!?
みなさん、ぜひぜひお越しくだされ。
取材秘話も多数公開できるはずです。
どうぞよろしく!

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本日発売!昭和40年男の大編集後記。夏特集を振り返る(1)

2010 年 6 月 11 日 編集長 コメント 6 件

『昭和40年男』 創刊第3号、本日、発売で~す。
パチパチパチ。
つうわけで表紙コンセプトはキカイダーっす。
ちょっとこれまでの2冊とは雰囲気が違うでしょ。
これが先日来騒いできた、新しいチャレンジのひとつでもあるのだ。
さあみなさん、書店に行ってまずは立ち読みしましょう。
680円の大金を出す価値を感じたら、レジへ持っていってください。
義理も情けもいりませぬ。
そこはシビアな皆さんとの勝負ですから。
めでたく購入にいたったら、ぜひ感想や投稿を寄せてくださいね。
“みんなでつくろう、昭和40年男”なのだ。


制作過程で企画が変更になったり、ボツになったりすることはよくある話で、
そんな紆余曲折との間をウロウロしながら本づくりは進んでいく。
夏特集ということで“想い出”というセクションをパート1に持ってきた。
ここには当初、「甦る新島伝説」という4ページものを入れるつもりであった。
大人の階段を新島で上った方は数多いことだろう。
まさに入れ食いだと聞いたことがある。
俺は金がなくて当時の新島フィーバーを経験していないから、
よけいにこの年になって事実を確認したいと
制作の初期段階ではパート1の目玉に据えていたのだが、残念ながらボツになった。


なぜ?
まず第一に、島の方々が非協力的であることだ。
小笠原が毎日何件も電話を入れているが、
数秒で会話が終わってしまうのを横で見ながら、日に日にボツの予感が高まっていった。
こちらとしては
「いやあ、すごかったですよ、あの頃は。
もう、島全体がラブホ状態で、朝になるとそこいら中にコンドームが落ちてて」
なんていう、下品なコメントをたくさんもらい
当時に遊びにいった昭和40年男や女たちの証言を加えて構成しようと思っていた。
が、島の方々の口が重い。
民宿経営者や観光関連に従事する方々によると「別に普通でしたよ」とのコメントが続くのである。
んなわけはない。絶対にない。
小笠原の見解では、島の方々にとって当時は汚点なのではないかということだ。
そういうことであれば掘りがいがなく、
かつどちらかと言えばおちゃらけ企画なのだから
無理にほじくらなくていいかなと、ボツにしたのだった。


特集はバランスを考慮しながら分類して組み立てていく。
絶対に欠かしてはならない直球ストレート企画と、それをがっちりと補佐して特集の力を増してくれる企画、
そしてこの新島のように本道からやや外れたところから特集を支援してくれる企画だ。
今回の特集テーマである夏は、この支援系の企画が多く入り込む余地がある。
だからわりとすんなりと諦められたのである。


そしてここが、これまでの『昭和40年男』とは異なる印象を与えるだろうという部分でもある。
夏特集であるのだから、元気は不可欠である。
元気とおちゃらけ企画は密接な関係なのだ。
だがそれらが入り込むことにより、前号とはテイストがかなり異なる仕上がりになるであろう。
でも果敢に取り組んだのだよーん。


と、ボツ企画にも時間とエネルギーが注ぎ込まれているのだよと、
ちょっとPRもかねている嫌らしい俺だったりする(明日へとつづく)。

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  1. モサド
    モサド
    2010 年 6 月 11 日 12:53

    3号発刊おめでとうございます。でもって、表紙周りも入って良かったです。
    近くの本やさんには1冊しかなかったので、とりあえず1冊買いました。
    たくさんたくさんアイデアはありますが、この本はいいおっさんの本だし、鶴光さんも出ているので、
    40年男、初一人エッチのおかず特集なんてどうですか。
    今のようにネットや動画が当たり前の時代ではなく、出版物が大事なおかず。
    初めて買ったエロ本なんか覚えていると思います。
    どうでしょうか、皆さん。

  2. 編集部員
    編集長

    ご購入ありがとうございます。1冊という納入パターンはないから、すでに数冊売れていたのか、それともしまってあるのか? うーん、眠れないっす。

  3. たっぱ
    たっぱ
    2010 年 6 月 11 日 15:46

    ついさっき、買って来ました~

    夏らしいトーンの表紙もいいですね・・・

    中身を少しのぞいてみると・・・見覚えのある女・・・私だ!! (恥)


    今週末、じっくり読ませていただきやす。

  4. 編集部員
    編集長

    あの完璧なピンクレディーの振り付けは、掲載するに値すると載せました。じっくりと読んでいただける。俺、泣きです。

  5. 風親父
    風親父
    2010 年 6 月 12 日 17:10

    最新号じっくりと読ませてもらいました。
    夏の遊び楽しかったですね、時間を忘れ日暮れまで遊んでいて怒られたって言う経験は誰にでもあるでしょう。
    昔は今みたいに物は無かったけど色々工夫して楽しかったなぁ、と一寸「ノスタル爺」になっている風親父でした。

  6. 編集部員
    編集長

    そう、長い夏の時間もいつもアッという間に夕暮れ時が来てしまう。毎日毎日、本当によく遊んだものです。今年は歳を忘れてあの日のように遊びましょう。

明日、勝負じゃ!!

2010 年 6 月 10 日 編集長 コメント 4 件


何度見てもかわいい最新号だ。
ペラペラとめくり、改めて読み返し続けている。
多くの人間が関わり、ひとつにまとまってこんなパッケージができ上がった。
タクトを握り大げさに振りまくるのが俺の重要な仕事でもあり、
今回ももう腕がちぎれるくらい振った。
その情熱の固まりが、明日から書店という戦場で読者の皆さんと対峙する。


いいものはできたと思う。
が、買ってもらう価値があるのかどうかは、読者皆さんが決めることであって
まったく売れないことだってあり得る。
そうなったら今手にしているこの本は、環境破壊のお手伝いをしたにすぎない、
ただの公害になるのだ。
売れなければ、いいものどころか紙くず以下ということ。
参加してくれたスタッフや、取材に協力してくれた皆さんの時間や情熱も
ドブに捨てることになるんだな。
ふーっ。怖いなあ、発売前日は。


1号が売れて2号で実験して、また今回もたくさん実験している。
でももし今号だけが売れなかったら、
今回の実験はただのマスターベーションになってしまう。
それはそれはシビアなものだ。
“メジャーになれなきゃただのタコ”
音楽だけに燃えていた当時の自分が憎んだ言葉だったが、今ならキチンと理解できる。
アマチュアでいいのならそれでいい。
「いやー、いいものつくったよ」でいい。
が、俺たちはプロの集団だ。


売れるためだけに生きているのではもちろんないし、
技を磨いているのは売れることを目指してのものではない。
商売人である前に表現者であるつもりだ。
だがそれも、売れなければ表現者であり続けることができないし
先に述べたとおり、紙という限られた大切な資源を使っているわけで、その責任もある。
表現者としての自分や参加してくれた多くの仲間たちだって、
せっかくつくった自分の分身でもある作品をひとりでも多くの人に読んでいただき
感じてもらいたいのはあたり前だ。
その全責任を負ってタクトを振り、今完成した本を目の前に置き、
重圧に押し潰されそうなかわいい俺だよ。


書店の皆さん、大切に扱ってくださいね。
そう願うばかりの、発売前日なのだ。

カテゴリー: 編集長のつぶやき タグ:
  1. Bluekim
    Bluekim
    2010 年 6 月 10 日 16:50

    秘密基地にいつもひと足早く到着し、読者様に対しアルコールによる洗脳活動を画策している編集部員です。
    みなさま、明日はなにとぞ開店前に書店に並ばれ整理券をお受け取りになって弊誌をご入手いただき、
    週末にかけてご精読お努めのうえ月曜日の秘密基地でお話をお聞かせください。それにしても妙な敬語だ。

  2. 編集部員
    編集長

    いいですなあ、月曜の秘密基地は最新号を片手にワイワイガヤガヤやりたいですね。

  3. TAKUN
    TAKUN
    2010 年 6 月 11 日 03:35

    待ってましたの予定通りですか(^_^)v
    ほっとして買い忘れないようにしないと。
    毎回購入しないと入荷されなくなちゃうんですよね、最近の雑誌は。
    我々40年男もいち早く乗り遅れることなく電子化しますか(?_?)

  4. 編集部員
    編集長

    電子化ももちろん考えていますよ。とくに最新号はまったく入手不可能になっているようなので、検討しないとイカンですよね。

電線マンをゲストに呼びたい~盛況!? 浅草秘密基地~

2010 年 6 月 9 日 編集長 コメント募集中

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本来なら昨日のこのコーナーであげなければいけなかったね。
本が届いた感動を伝えたくて、でもね、コッチも感動だったのですよ。
というわけで、一昨日行なわれた浅草秘密基地の模様をお送りしま~す。


これまでの純粋なる来場者は、8回開催して3名と苦戦が続いている。
ただ、継続の力と目的の正しさを信じて、続行することを決定した。
ここで酒を呑みながらホンのわずかでも明日への元気となればいいなと。
もしかしてビジネスが始まったりしたらおもしろいし、
趣味を通じて遊び仲間になれてもいい。
雑誌の持つお互いの想い出と夢を共有して、楽しい時間を過ごしたい。
きっとそんな会になると信じているが、これまで3人…。


6月に入って一発目のパーティは、
いつも通り編集の金子が先に呑みはじめていた。
 「お疲れさまでした」
そう、先日まで迫り来る〆切という時間の波状攻撃に立ち向かい、
ともに闘った戦友である。
 「明日には編集部に本が届く、ウソみたいだね」
この男、様々なところで執筆しているフリーランスであるが、
今回から熱い意志を持ち編集部員として参加してくれた。
 「じゃあ明日、取りに行きます」
送ったら1日かかる、それよりも一刻も早く見たいと。
協力してくれた方々に届けたいと。
こんな所に本気の熱を感じる(泣)。
もう1人、今回から関わってくれているカメラマン林(巻頭でボクサーの写真を撮っている、必見)も取りに来ると言う。
幸せ者である。
こんなネジの外れたヤツらと仕事ができ、
その熱のこもったものを堂々と読者さんに送り込めるのだから。


おっと話が完全にそれた。
そしてやがて副編小笠原も登場して、いつもの仲良しトリオになった。
このまま終了時間となる11時まで3人で過ごすことが実に多い、
浅草秘密基地なのさ。


だがこの日は違っていた。
大阪からの出張を利用しての小倉さんと、
地元がオフィスである足立さんが8時を少しまわったところで来てくれた。
続いて、本誌のライティング(今回は特集内の小学生の夏休み担当)を
手伝ってくれているライターの斎藤さん、
俺のかつてのバンド仲間であるタクロウと、
さらにさらに、先週も来てくれ盛り上がった伊藤さんも2回目の参加だ。
伊藤さんはこの日、レギュラーが決定した(笑)。


いやあ、楽しかったよ。
まだ発売してないにもかかわらず、もう俺の頭は次号にいっていて
「さあ、次号の企画を出してください」と。
主にこんな話題で盛り上がったのだった。


まずはドロケイ。
2号から連載の始まった連載『10分休み』で取り上げようとしているのだが、
これどう言います?
俺の地元では「悪漢探偵(あっかんたんてい)」だったのです。
今回は大阪で生まれ育った小倉さんがいるから、
東西の差を探しながらの会話だ。
アメフトのヘルメット関連グッズはどうやら関東圏文化のようだと判明した。
ただし、東京ボンバーズの話は互いに盛り上がる。
うーん、この辺は今後の編集でも考えながら作り込もう。
大阪の例の粉文化(小麦粉)についても、大盛り上がりだ。
やはり東の人間には抵抗のある、粉定食については
アウェイの小倉さんは防戦一方だった。
「もんじゃは月島のものじゃない、荒川じゃー」
と叫びまくる俺との粉談義は、かなりの時間を費やしたが
なにも収穫はなかったといえよう(笑)。


スネークマンショー、モデルガン、誰カバ、8時だよ全員集合、等々
次々とテーマが出てきて、大爆笑が絶えない。
電線マンをゲストに呼んで、次号の表紙にしようという
大変すばらしいアイデアも出たのであった。


バカ騒ぎだけでなくキチンと向き合ったのが、
今回本誌でも取り上げた戦争の問題だ。
ただ単純にタブー視するのではなく、
昭和40年男なりに付き合っていかなければならない。
次世代へのブリッジ役を務めなければとのコンセンサスを得たのだった。


もうひとつうれしかったのは“社会の中間管理職”という、
次号でもこのブログでも書いたことについて話し合えたこと。
 「もう一段階がんばりましょう。踏ん張らないと日本がダメになる」
うんうん、互いの使命感を再確認しあったのだった。
こうしたポジティブな夜になることは、理想のひとつであり目的でもある。
ただ、前向きな話題ばかりじゃなくてもいいのだと思っている。
悩みや苦しみだって、同世代だから痛いほどわかる。
解決のせめて糸口くらい見つかれば、これもまた価値ある時間の共有になるはずだ。
そんな浅草秘密基地は、毎週月曜日、あなたの来店を待っています。


来週は3号の発売直後になる。
感想やアイデアを持って、たくさん来てもらえるとうれしいな。
みんなでつくろう「昭和40年男」だー!!

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