“ムスターファ”
1979年の冬休み、中1だった俺は生まれて初めてLPレコードを買ったのだが、一晩明けた翌日も前日同様、まだうれしさがたっぷりと残っていたことを記憶している。そしてやはり前日同様、すさまじい集中力で頭からケツまで通して聴いた。1回目とは印象が変わって聞こえる曲や好きな曲へと育っていく曲。その変化が楽しい。そして、1枚を通して聴くことでクイーンのことが...
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もらったお年玉で俺が初めて買おうと思ったレコードの当初の候補は次の通りであった。ダイヤトーンポップスベストテン好きで、なおかつミュージックライフが情報源であることが見え見えで、今改めてみるとちょっぴり恥ずかしい。まっ、とにかく初めてのLPレコードの購入だ。少ないお年玉ゆえ計画が大切である。さんざん見直しながら立てた予算編成ではLPにかけられる予算は...
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ダイヤトーンポップスベストテンで洋楽に目覚めた中1の俺は、もっともっと情報が欲しくて、本屋に行った。するとあるじゃないか、音楽専門誌が。子供にもそれとわかる高級な紙をふんだんに使った、ぶ厚い平綴じの豪華本。この『ミュージックライフ』という音楽専門誌を初めて買ったのは78年の暮れのことである。今も実家の本棚に収まっているこの雑誌と出会ったことでまた洋...
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なぜこれほどすんなり洋楽に目覚めたのかはわからないが、中1の後半から突如として夢中になった。兄貴がいるヤツはキッスで、姉貴がいるヤツはベイ・シティ・ローラーズといった定番洋楽を聴く友達をかっこいいなと憧れた。 だが、背伸びして聴かせてもらったものの全然おもしろいと思わなかった。そんなオピニオンリーダーの1人から教えてもらったラジオ番組が俺の人生をガ...
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水谷豊が先生?んなバカな!あの水谷豊が、というより亨が、小学校の教師を演じるという衝撃的なビックニュースが飛び込んできたときには耳を疑った。完全に真逆なんですよ、持っていたイメージと。優作とショーケンに比べるとやや見劣りはしたが(失礼)、「アーニキー」で強烈な印象を残した水谷豊はワルの香りとトレンドリーダーっぽさを併せ持っていて不思議な魅力を感じて...
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松田優作とほぼ同時期に俺の前に現れたショーケン。74年にスタートした『傷だらけの天使』でショーケンが演じた修は、それはもうかっこよかった。本放送は小学3年生だったので、おそらく再放送で影響を受けたのだろう。エンジェルビルの屋上にある掘っ建て小屋にあこがれた。連んで生きる2人の世界にも。繰り広げられる日々には大人の男のかっこよさがギッシリ詰まっていた...
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以前にも書いたように、将来なりたい職業の第2希望に刑事を加えさせたジーパン。小学校高学年のあの頃は、とにかく刑事物が多かった。『Gメン75』なんかも夢中で見たし、『大都会』も熱中した。刑事になりたいのは、正義の味方で平和を守るという仮面ライダーに起因するところだろうといまさら頷く。だからすんなりと、なりたい職業として憧れたのだろう。だが役者になりた...
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お待たせしました!!昨日、茨城県はひたちなか市で開催された第58回勝田全国マラソンに出場し、毎年恒例のなんちゃってスポーツマンに変身した俺の激しい闘いのレポートをお届けしよう。マラソンブームを反映して過去最高の1万8千人近い参加者を集めた大会会場は例年にもましてすさまじい混雑だ。ブームというのはおもしろいもので、女性が牽引するのである。スリムで健康...
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