第67話 書いて、チェックして、また書いて。(2)
壮大(自分にとってね)な作品が1日1日と前進していく。その中には自分の文章も入っている。ましてや類似誌のない創刊であるから、ある程度自分のメッセージを強く出すつもりでいる。んなわけで、P3の“昭和40年とは?”とP11・12特集導入部の原稿には、ぬぁんと9月の頭から取り組んでいた。読んでいただいた方々は、そんなに長い時間がかかる文章ではないと思う...
続きを見る壮大(自分にとってね)な作品が1日1日と前進していく。その中には自分の文章も入っている。ましてや類似誌のない創刊であるから、ある程度自分のメッセージを強く出すつもりでいる。んなわけで、P3の“昭和40年とは?”とP11・12特集導入部の原稿には、ぬぁんと9月の頭から取り組んでいた。読んでいただいた方々は、そんなに長い時間がかかる文章ではないと思う...
続きを見るもうほとんど会社に住んでいる。朝の5時前後に床に寝袋を敷いてダウンし、8時過ぎに起き出してそのまま延々と作業という毎日だ。幸いなことに近所に銭湯がある。たまに着替えを取りに帰り、とにかく最終日まで突っ走るのだ。もう20年近くこんな暮らしなのだが、全然苦ではない。むしろこれほど長いこと現場にいられることを感謝しているくらいだ。楽な毎日では決してない...
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ということで、10月6日。紹介された女性の店へと出かけていき取材をお願いしたところ、快くOKしてくれた。よかったよ。この企画があるだけで雑誌全体のまとまりがずいぶん丸くなった。暑苦しい俺がつくっているせいだが、この4ページがなかったらまるで運動部の部室みたいだもの。ということでずいぶんと押し詰まって決まった企画が“銀座のママがそっと教えるイイ男と...
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実はかなり早い段階から巻頭企画の“タメ年のスゴいヤツ”に対して“タメ年のイイオンナ”というタイトルの巻末読み物を企画していた。そして中森明菜さんに白羽の矢を立て交渉を続けてきたが、ツアー中でどうにも時間が取れないとのことで、かなり差し迫った段階でボツとなってしまった。 この時点で他のターゲットに変えるには現実的に時間がなさ過ぎる。そんなことで銀...
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ということで、締切の延期を決めたのと同時に早速“昭和40年男”タイトルロゴの直しをデザイナーに指示した。「ちょっとノスタルジックに振りすぎているから、もう少しだけ戻して」このもう少しを伝えるのが難しい。たとえば○○とか、××みたいなテイストを取り入れつつ、△△っぽい香りも加えて…、といった感じで伝えてみる。ロゴの色もこの時点までは赤で決めていた。こ...
続きを見る9月ももうすぐ終わる。ガイドラインと方向性はほぼ完成したものの、遅れが出ている企画もチラホラ。この時点で14日発売の延期は決定しているものの、ごく一部の人間にしか知らせていない。10月5日を編集作業の最終日として進め、寸前になったら延長を告白する。するとその分だけ余裕を持って最終日を迎えられるという恐ろしい技(?)だ。以前にも新創刊で使ったことが...
続きを見る11月24日、大安の本日、昭和40年男の第2号発刊が決定しました。パチパチパチ。いやー、熱い声援に応えるカタチでの決断に踏み切ったものの、前途に不安がないわけではない。なんといってもこの不況下である。とくに40年男たちの財布は全世代でもっとも厳しい。それでなくとも本が売れない時代に、この厳しい財布を狙うのはいかがなものかと自問自答を続けてきた。雑誌...
続きを見る「出直してきます」もうこれ以上ここにいても戦局は悪化する一方だろうと思い、席を立った。他の取次さんもほぼ同じような反応で、またしても俺の取次交渉は失敗に終わった。この日、スゲエ落ち込んだものの、言われたことにかなりいい意見もあった。まず、表紙のテイストを再考しよう。と、同時にこのことは10月14日の発売予定日の延期を決定づけたのだった。
つうことで本題に戻ろう。「昭和40年生まれに限定しようと思うんですよ。私は25歳からの、とか40歳からの、とかにすごく抵抗あって。なんだかリアリティを全然感じなかったからズバリいくべきじゃないかなと。いった上できっと前後2~3歳は対象になりますから。そもそも…etc」と、まずは情熱をぶちまけた。さあ、ここからあっちサイドの反撃だ。「類似誌はなんで...
続きを見るデータ武装に対して感覚論は不利な闘いだ。ましてやいつも、類似誌が存在しない企画ばかりで交渉するのだから。すると「それは○○と似た方向性ですよね。ちなみに…」とパソコンをカチャカチャ。「あー、ダメですね」となる。何度も聞く決めゼリフもある。「ないジャンルの雑誌って、結局成り立たないからないんですよ」んなコト言われったって、でき上がったマーケットに出...
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