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2009 年 10 月 の記事一覧

第23話 アンヌ隊員。

2009 年 10 月 14 日 編集長 コメント 1 件

 
月が明けて8月7日、俺は調布の街を汗びっしょりで歩いていた。
今日はヒーロー特集で取り上げる、
松田優作さんと親交があったひし美ゆり子さんの取材だ。
この方、昭和40年男にはこう紹介しよう、
ウルトラセブンに出演していた
地球の平和を守るアンヌ隊員だ(パチパチパチ)。


急げ急げ!
バイク乗りのくせにメチャメチャ方向音痴な俺は、
今日のインタビュー場所に選んだひし美さんの経営する店が見つからない。
たまらず電話を入れた。
「行きすぎだよ」
ライターで今回の創刊をガッチリ支えてくれている印南氏だ。
戻ること約500mで、彼が手を振っていた。


緊張するなぁ、アンヌ隊員。
でもあれから40年近くの時間が流れている。
おばあちゃんなんだろうなあ(失礼)、
どんなお姿なのかなあ?


ドキドキしながら店のトビラを開けると、
「まあ、汗びっしょりじゃない」と美しい女性に声をかけられた。
「じゃあ始めましょうか」と印南氏。
えーっ、この人がーっ、あのアンヌ隊員ですかーっ。
若すぎる、きれいすぎるよ。

  1. satoru
    satoru
    2009 年 10 月 14 日 15:00

    ズルイッ!
    ズルイッぞ!

    永遠のアンヌ隊員・・・

    今度詳しく話してね!

つまみを作ろう。(6)

2009 年 10 月 13 日 編集部員 コメント募集中

 
さて、件のネコ(番長と呼ばれている)は
しばらくは向こうの部屋でおとなしくしていて、
とくに何の問題もなかったが、
やがて美味しいにおいに引き寄せられたのか
厨房へとやってきた。


「来た!」
「番長!」
「気を付けて!」
「ウギャー!!」
…などと言うことは起こらなかったのだけど、
狭い厨房の中に4人もいるものだから、
足の踏み場もなく、いつ番長を踏んでしまうか
全員、気が気でない。
何度か蹴っ飛ばして「フーッ!」などと
言われたが、考えてみれば
彼もさみしかったのかもしれない。
「おれも仲間にいれてくれよ」
そう思ったかどうかはさだかではないが…


こうしてバタバタの撮影を無事に終了。
あとは記事のできあがりを待つばかりである。
って肝心の原稿はまだでき上がってないのだけど。

 
アイロン
男4人が集まってなにをしているのか?
これはテーブルに引くクロスにアイロンをかけているのだ。


厨房
厨房の中にツメツメで入る男3人。ここにもう一人と一匹が常時いるところを想像してほしい。
 

番長
これが噂の番長。一見かわいい普通のネコだが…
 
犬
実は犬も飼ってる編集長。
名前はジャム。
こいつは番長とちがって聞き分けがいい。


◆副編集長:小笠原
北海道生まれの35歳。仕事以外にこれといった趣味はないが、最近会社でコーヒーを豆から淹れることを覚えた。よりおいしく淹れるため、試行錯誤するのがちょっとした楽しみの一つになっている。

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第22話 三味線の響き。

2009 年 10 月 13 日 編集長 コメント募集中

焼き豚屋での打ち合わせ通り、
7月29日に自分色に生きるの取材に出かけた。
インタビュアーは編集部員の小笠原だ。
さすがに高校時代の同級生をインタビューするのはつらいので、
ヤツに頼んだのだ。


「やります」
ひとつ返事で引き受けたヤツは、
今回の創刊ではかなり重要な位置にいる。
頼りにしてまっせ!
と、このコーナーでヨイショしてどうすんだ。


つうことで出かけた小さなライブハウスの控え室で、
インタビューは始まった。
詳細は創刊のお楽しみとするが、
この三味線男がおもしろいくらい江戸っ子なのである。
俺には痛いほどわかるのだが、
自分を飾る言葉をまったく持っていない。


この無骨な男から本質を引き出すのは、
若い小笠原は苦労しただろうが、
ものすごくいい経験になったと思う(たぶん)。


4時に現場入りして、
インタビューと撮影で10時過ぎまでかかった取材を終え、
居酒屋で小笠原の仕事ぶりをねぎらった。

「フォローするからいい原稿書こうな」
「はい、がんばります」

ビールを前にすればニコニコなヤツなのだ。


翌日、江戸っ子からメールが入った。
「俺は説明へたくそだ」と。
んなこたあ、始めからわかっとるわい。


塚原勝利氏
photo_Taeko Nakanishi

つまみを作ろう。(5)

2009 年 10 月 12 日 編集部員 コメント募集中

 
こうして迎えたロケ当日。
編集長の自宅に向かいながら、
編集長夫婦からレクチャーを受ける。

「ネコは無視してれば大丈夫だから」
「相手をすると返ってフーッってなるから」
「長そでのほうがいいかも(って今言われても…)」

おじゃましま~す。
恐る恐る足を踏み入れてみるが、
とりあえずネコの襲撃はなさそうだ。
敵も得体のしれない相手に
警戒しているのかもしれない。


キッチンは想像以上に狭かった。
というか、標準的なカウンターキッチンなのだけど、
料理人に、編集長と僕、そしてカメラマンが入ると
ぎゅうぎゅうだ。
4人も入るようには考えられてないのだから
それも当然だろう。


そんななかで材料や手順の撮影をしながら
完成品をバシバシ撮っていく。
カメラマンの落合氏は、さすがに手慣れたもので、
仕上がりを確認するとこれが編集長の自宅?
と思わせる出来だ。


ちなみに彼は僕の大学時代の友人でもある。
そう考えるとかれこれ17~8年の付き合いなんだな。
彼が脱サラしてカメラマンを目指した時期と
僕が編集者を志した時期はほぼ同じでもある。
そんなよしみもあって
何かと言うとムリを聞いてもらっている。
今日もそんなムリのうちの一つだが、
こちらの要求以上の仕事ぶりに
編集者としてはもちろん、同期としてもうれしくなるのであった。


◆副編集長:小笠原
北海道生まれの35歳。仕事以外にこれといった趣味はないが、最近会社でコーヒーを豆から淹れることを覚えた。よりおいしく淹れるため、試行錯誤するのがちょっとした楽しみの一つになっている。

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第21話 雑誌づくり考察。(4)

2009 年 10 月 12 日 編集長 コメント募集中

前述のとおり、根性論が最後の砦だ。
足らない才能や能力を補うのは、
熱だ情熱だとさまざまな形容はできるが、
集約されるのはどれだけの時間を注ぎこめるかである。
ところが、近代ジャパンは一部でこれを否定している。
バブル期に創出されたエリートさぼり文化が蔓延して、
いまだにそれをスタンダードにしたい連中が多いからね。


サンプル数ばかりを重視して
マーケティングできちゃったフリして
商品やサービスが生まれていったことで、
心もへったくれもないものがあふれかえった。
本気で考える時間を作らないから、
そういったデータに頼って理論武装して、
失敗するとその理由を理論武装するために調査して、
オママゴトかって笑っちゃうのである。


しかもこの調査、外注に丸投げするという体たらくがほとんどなんだから、
子供にでもわかるモンキービジネスぶりである。


昭和ひとケタ生まれの、ものづくりに従事した方たちと
酒を飲むたびに謝る。
僕ら世代は、
汗水垂らして働かなくてスミマセン。
へりくつばかりでスミマセン。
効率とかばっかりいって、スミマセン。
あなた方がつくった日本を、過去のものしたくないですよ。
がんばりますから、どうかご指導ください。
ってね。


「365日、僕たちは家庭も顧みず、開発に打ち込みましたね」
昭和ひとケタ生まれの先輩の葬式で、
心にドスンと来た別れの言葉である。


「24時間は平等」
高橋尚子の名ゼリフである。


やるぞー!!

4947616296
笑顔ですばらしい説教をもらえる、尊敬する先輩の著書だ。

第20話 雑誌づくり考察。(3)

2009 年 10 月 11 日 編集長 コメント募集中

もうひとつの音楽活動については
もうこれは神様に感謝だね(笑)。
中学生のときにエレキギターに出会ったおかげで、
現在に至るまで細々とではあるが
創作活動とライヴ活動を続けている。


曲やライヴをまとめこんでいく感性を
13歳のときから自然と身につけてきたことが
俺の最大の武器だろうなと、これまた自己分析している。
大げさなようだけど、温かく見守ってくれた両親や
つねに切磋琢磨しあえた音楽仲間に
感謝さえしているほどだ。


と、エラソーに書き綴ってきたが、
すべてを足したところで能力不足は否めないのである。
そこで補うのが、尊敬する仲間たち。
参加を呼びかけ能力を注入してもらう。
これでやっと戦える最低限の力を装備しているといった具合だ。


それでも足りない分は、もう根性論なのである。
多くの時間と情熱を注ぎ込むことや
いいものになるまであきらめないこととか。


あーっ、泥臭いなぁ。
今度生まれてくるときには、もっとカッチョイイ、
スマートでクールな編集長になろうっと。

つまみを作ろう。(4)

2009 年 10 月 11 日 編集部員 コメント募集中

さて、どうなるか不安ながらも
ロケ場所は編集長の自宅に決まった。
内容も、編集長が元料理人という経験を活かして
和と洋、二つのベースを応用したつまみを
紹介することになり、作るつまみも決まった。


しかし、過去に厨房経験があるとはいえ、
編集長は現役の料理人ではない。
やはり、記事として紹介する以上は
プロの手助けが必要だ。
そこでお越し願ったのが
なんと! 某有名料理店で腕をふるう職人である。


「まさか、キッチンスタジオにかける費用を
こっちに使っちゃったんじゃないか?」
などと思ってしまったが、
実は編集長のよく知るお知り合いだそうで、
快く協力を申し出てくれたのだとか。
さすがは編集長、肩書きは伊達ではないのである。


こうして場所と助っ人が決まり、
あとは当日を迎えるばかりなのであった。


◆副編集長:小笠原
北海道生まれの35歳。仕事以外にこれといった趣味はないが、最近会社でコーヒーを豆から淹れることを覚えた。よりおいしく淹れるため、試行錯誤するのがちょっとした楽しみの一つになっている。


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第19話 雑誌づくり考察。(2)

2009 年 10 月 10 日 編集長 コメント募集中

雑誌が大好きで、
書店にはほぼ毎日通い、
十分に吟味しながら買う。


ここで重要だと思っているのが
会社の経費で買わないこと。
本来、当然のことといえば当然だと思うのだが、
あまりそうしない編集長様が多いらしい。


もちろん、企画や原稿に直接関わるような
資料となる本には領収書を取るけど、
書店に行って悩みながら買う。
楽しみながら読む。
そうして日々ユーザーとしての感覚を磨いているのは、大きく作り方に影響する。


自分の知識と経験で本をつくる人間に陥らないためにも、
雑誌好きを貫き通したい。
いや、事実大好きだからね。
だから、これは努力でもなんでもなく、
自然と能力に加味されているのだと自己分析している。

つまみを作ろう。(3)

2009 年 10 月 10 日 編集部員 コメント募集中

ただ、自宅に何人もの人間があがりこんで
キレイとは言えないキッチンで
あれやこれやと丸一日(で終わるかどうかわからない)
ロケをするのである。
そんなことに唯一の聖域たる自宅を使うことに
抵抗があったかなかったかはわからないが、
逡巡している編集長。


「今、ウチにネコがいるんだよ」
「はあ」
「それが全盲のネコでな、えらく凶暴なわけよ」
「はあ」
「ヘタするとかみつくからな」
「はあ」
「ウチでやるのはアイツが問題なんだ」


「そんな理由ですか!?」
そう思ったのは秘密である。
どこかの部屋や小屋で
おとなしくしていてもらえばいいのでは?
そう思っていたが、なにかそうできない理由が
あるのかもしれないので黙っていた。


結局、代案があるわけでもなく、
編集長宅でやることとなり、
編集長もしぶしぶ、といった体で承知したのであった。


◆副編集長:小笠原
北海道生まれの35歳。仕事以外にこれといった趣味はないが、最近会社でコーヒーを豆から淹れることを覚えた。よりおいしく淹れるため、試行錯誤するのがちょっとした楽しみの一つになっている。

カテゴリー: 編集部員のぼやき タグ:

つまみを作ろう。(2)

2009 年 10 月 9 日 編集部員 コメント募集中


撮影は知りあいのカメラマンに
料理撮影に長けたヤツがいる。
普段からいろいろとムリを聞いてくれる、
頼りになるカメラマンだ。
こっちは安心だった。


問題は撮影場所である。
編集長とどうするか話し合う。
ちなみに、編集長はかつて料理人として
働いていた経験があり、料理にはうるさい。

「やっぱりキッチンスタジオ借りるしかないんじゃないすか?」
「そんな予算あると思ってんの?」
「そっすよねぇ…」

こんな会話を何回繰り返したことか。
実は策はないことはなかった。
編集長の自宅でやってしまおうという策だ。
独身で占められている編集部内において
家庭のキッチンと呼べる設備が自宅にあるのは
編集長のみであった。


◆副編集長:小笠原
北海道生まれの35歳。仕事以外にこれといった趣味はないが、最近会社でコーヒーを豆から淹れることを覚えた。よりおいしく淹れるため、試行錯誤するのがちょっとした楽しみの一つになっている。

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