第3話 雑誌ってヤツは。(3)
これまで何冊もの雑誌を立ち上げてきたが、その経験から立ち上げの激務を知り尽くしている。体力的につらいのはまだしも、精神的にかなりやられる。“涙が出ちゃう”くらいのあの日々を送るのかと思うと、どうしても二の足を踏んでしまう。それでなくても日々激務に追い回されているのは、おそらくタメ年諸君ならわかってもらえるだろう。立ち上げるということは、現状の激務に...
続きを見るこれまで何冊もの雑誌を立ち上げてきたが、その経験から立ち上げの激務を知り尽くしている。体力的につらいのはまだしも、精神的にかなりやられる。“涙が出ちゃう”くらいのあの日々を送るのかと思うと、どうしても二の足を踏んでしまう。それでなくても日々激務に追い回されているのは、おそらくタメ年諸君ならわかってもらえるだろう。立ち上げるということは、現状の激務に...
続きを見る新しい雑誌を創りたい。約15年前に、バイク雑誌の創刊にスタッフ(たいした役回りではなかったが)として関わって以来、いつも意識の中心にある気持ちのひとつだ。アイデアはちょくちょくと浮かぶ。そのたびにまずは興奮する。だが、あれこれシミュレーションしてみるとやがて興奮は冷めていくというのがほとんどで、これまでのボツ企画は100を軽~く超え、発行までに至っ...
続きを見る「おもしろいんじゃない、昭和40年代って」今回の創刊にあたり何度も繰り広げられた会話だ。「いえ、40年生まれ限定なんですよ」「えっ?」「昭和40年“代”ではなくて“40年限定”なんです」しばらくの間をおいて、「なんで40年限定なんですか?」同じく、しばしの間をおいて。「私がそうだからです」「…」そしてたいがい、ここで笑いが取れるのだ。