昭和40年男のたわごと~創刊へのカウントダウン

雑誌創刊とは? 睡眠時間が極端に減り、ストレスで腹が減るから食いまくって太るという、恐ろしい仕事である。頭のなかでいつもうごめいていて、夜な夜な夢にうなされたりする。でもなぜか、ワクワクしちゃう自分がいたりもする。昭和40年男である編集長が、そんな第1号創刊への日々を振り返り、赤裸々にセルフレポートするこのコーナー。さあ、どうぞみなさん、笑ってやってください。

第7話 仮面ライダーvsガンダムvsエヴァンゲリオン。(2)

2009 年 9 月 24 日 編集長 コメント 1 件

次にガンダムだ。
コイツが微妙で、俺の世代にも熱狂的なヤツはいた。
が、多数派ではない気がする。
これが編集部員のひとりである、45年男にとっては絶対的な存在となる。
お台場の実物大の話題にもなり、皆見に行くという。


しかしこの男もエヴァンゲリオンになるとまったく噛みついてこない。
20代の激しくもセンチメンタルなアジテーションが延々と続き、
まったくちんぷんかんぷんな俺以下、編集部員が凍りついていた。


男の子にとってヒーローは絶対的な存在であり、
必要不可欠な存在である。
だから、時代と共に変貌を繰り返し、常にリードしてきたんだねえ。


さて、40年男諸君。
仮面ライダーはさることながら、
ガンダム&エヴァンゲリオンとはどう付き合っていますか?
熱いメッセージをぜひお寄せください。

  1. 2009 年 9 月 26 日 00:51

    光の巨人達もお忘れなく。

    “昭和40年男”のメガヒットを心よりお祈り申し上げますっ!!

第6話 仮面ライダーvsガンダムvsエヴァンゲリオン。(1)

2009 年 9 月 23 日 編集長 コメント募集中

編集部員たちとのジェネレーションギャップを埋めることが、
編集会議の論点となっていった。
「知りませんよ~」
「え~っ、本当ですか?」
などと失礼な言葉の数々を浴びせ続ける編集員たちに、
立ち向かう40年男の俺が傷だらけでがんばっている。
うーん、こいつは苦しいなぁ。
いきなり前途多難なスタートとなった。


今回の特集のひとつで
ヒーローを取り上げるというお題目になったときに、
さらに激しく露呈した。
絶対的なヒーローは仮面ライダーである。
もう、絶対的な存在なのだが、
これは20代の編集部員も知っていた。
編集部員のほとんどがお世話になっていたという事実に、
とりあえず胸を撫で下ろしたのだった。

第5話 編集会議が始まった。 (2)

2009 年 9 月 22 日 編集長 コメント募集中

たくさんの情報をインプットしていく。


ひとつは調査だ。
この段階では地味ながら大変重要な時間である。


もうひとつは、担当する人間たちとの密なコミュニケーション。
別名編集会議を繰り返しながら
やはり情報を吸い上げる。
優秀な編集部員たちからのアイデアや意見を引き出し、
自分の持っているものと掛け合わせながら
もっといいモノへと熟成させていく。


うーん、こう書いているとカッコイイのだが、
大問題が勃発した。
勃発というより初めからわかっていたことだが、
編集部員に昭和40年生まれの男は俺以外にいないのだ。
というか、社内全体を見回してもひとりもいない。
近い年代もほとんどいない。


本格的な編集会議を始めた6月上旬のことである。

第4話 編集会議が始まった。 (1)

2009 年 9 月 21 日 編集長 コメント募集中

始めに作ったイメージがコレ。


最初の表紙


約1年半前のものだが、うーん、すでに骨格はできあがっているじゃないか(笑)。
コレを元にPCで書いたのがコレ。


画像2


去年の11月の作品(?)だ。
ここから創刊予定の10月まで約1年ということになるな。
この期間はもっとも楽しく、また悩ましい日々でもある。
少なくて性能の悪い脳をフル回転させながら、
自分の中でイメージしているモノやアイデアをカタチにして積み上げていく作業。
ぶっ壊しては組み立てて、また壊してを繰り返す。
まるで子どものころにお世話になった積み木やブロックのようだ。

第3話 雑誌ってヤツは。(3)

2009 年 9 月 20 日 編集長 コメント募集中

これまで何冊もの雑誌を立ち上げてきたが、
その経験から立ち上げの激務を知り尽くしている。
体力的につらいのはまだしも、精神的にかなりやられる。

“涙が出ちゃう”くらいのあの日々を送るのかと思うと、
どうしても二の足を踏んでしまう。
それでなくても日々激務に追い回されているのは、
おそらくタメ年諸君ならわかってもらえるだろう。

立ち上げるということは、現状の激務に仕事を上積みすることにもなるから、
そりゃあ二の足どころかできればやりたくないというのも本心である。

逃げ腰で弱虫の俺、Aクンが言う。
「外したらどうすんだよ。しかもこの出版不況だよ」
とか、
「もう若くないんだからさっ、あの激務はホント死ぬよ」
とか、次から次へと俺をラクな方に引っ張ってくれる、ある意味いいヤツでもあるな。

一方、自分がおもしろいと思ったアイデアは
なんとしても具現化したいと燃える、アクティブなBクンもいる。
メラメラメラ。
メラメラ。
メラメラメラ。
Bクンは熱いぜ。

07年の秋から始まったAクン対Bクンの闘いに、
やっとこさ終止符をつけたのは
お正月というシチュエーションであった。
2009年元旦、寝坊してちょっと高く上がってしまった初日に
「今年こそやったるぜー」
と誓うBクンにAクンはつぶやくのだった。
「やれやれ、雑誌ってヤツは」
そう、AクンBクンに共通しているのは、雑誌が大好きなことだ。

さまざまな仕事との兼ね合いをすり合わせ、
10月に発行することを決定できたときには、
さわやかな5月の風が吹いていた。

このコーナーでは
創刊へ向けて進行している現在と過去を交えながら、
日々の苦悩と喜びを綴っていこうと思う。

第2話 雑誌ってヤツは。(2)

2009 年 9 月 19 日 編集長 コメント募集中

新しい雑誌を創りたい。

約15年前に、バイク雑誌の創刊に
スタッフ(たいした役回りではなかったが)として関わって以来、
いつも意識の中心にある気持ちのひとつだ。
アイデアはちょくちょくと浮かぶ。
そのたびにまずは興奮する。
だが、あれこれシミュレーションしてみると
やがて興奮は冷めていくというのがほとんどで、
これまでのボツ企画は100を軽~く超え、
発行までに至ったのはほんの数点である。

だが今回は、ビシッとはまった。
「俺、読みたい」
こんなきわめて単純明快な理由で全国誌を発刊できるのだから、
ある意味幸せである。
加えて、自分の生まれ育った年代を誇る気持ちが強いこと。
さらに決め手は、自分のタメ年連中が元気であること。
うん、きっといけると何度も言い聞かせながら企画を熟成させていった。
アイデア自体がポッと浮かんだのはもう2年前になる。

ずいぶんと長いことあたためてきたなあ。

第1話 雑誌ってヤツは。(1)

2009 年 9 月 18 日 編集長 コメント募集中

「おもしろいんじゃない、昭和40年代って」
今回の創刊にあたり何度も繰り広げられた会話だ。
「いえ、40年生まれ限定なんですよ」
「えっ?」
「昭和40年“代”ではなくて“40年限定”なんです」


しばらくの間をおいて、
「なんで40年限定なんですか?」


同じく、しばしの間をおいて。
「私がそうだからです」
「…」
そしてたいがい、ここで笑いが取れるのだ。