42.195kmに挑む46歳。

長い長い旅に出る日が、いよいよ目前に迫ってきた。つい先日に、3日間で70km越えの旅をしてきたばかりの足が、今度は42.195kmの刺激を受けるのだ。ウーム、耐えられるのだろうかこの中年が。エントリーした昭和40年男の皆さん、当日はスタート前に記念写真を撮りましょう。ゴールへの直線に左折したアーチのあたりで待っています。当日の緊急ダイヤルを用意しましたので、編集部までメールをいただければナンバーを返信します。

今年、僕はフル人生20周年を迎える。26歳にして初めてこの距離に挑み、4時間39分でフィニッシュした。ほとんど練習なしのスタイルは今と変わらず、途中歩いてしまい完走とはいえなかったもののうれしかった。さんざんな目にあったものの、翌年もチャレンジしたのは感動の大きさが勝ったからだ。とはいえ練習を積むわけでなく、前年とほとんど変わらない状態で臨むことになった。準備不足を補うのにせめてと、1日100本以上吸っていた煙草を前日の夕方6時から辞めて臨み、前年を上回るタイムで、歩くことも無くゴールできた。さらにおまけがついたのは、フィニッシュ後に吸おうと思って準備していたタバコに手が伸びず、そのまま19年の禁煙ライフとなったのだ。大酒呑み、大食らい、慢性寝不足、そしてチェーンスモーカーと、4大不健康を謳歌しながらの人生を歩んでいた僕が、1つだけだが減らすことになったのはフルマラソンがキッカケだったのだ。また以前も書いたように、年に1度のエントリーを意識することで、太りたくない意識が常にあることは大きな恩恵だ。くどいですが、皆さんの人生にもきっと役立ちますよ。来年から始めましょう。

こうした様々な効果を生んでいる、年に1度のランナーへの変身まであと4日だ。初めて走った日に描いた目標の4時間切りは、20年越しの夢となってしまっていて、今回も目指して走りたい。だが準備不足は否めなく今回達成するのはかなり難しいとは思うが、気持ちが大切だと言い聞かせている今日だ。時速10kmペースを維持しながらで約4時間12分でゴールになり、ここからどこまで前に食い込めるかという考えで毎年走っている。5kmごとに1分ちょっとずつ押せばいいのだが、これが僕にとっては大きな壁となって立ちはだかっている。ともかく、来週の月曜日にここで結果報告させていただく(当日は文字を打てる状態でないので)。

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