【S40News!】タイレル6輪のプラモデルが発売。

 


フジミ模型は、76〜77年に活躍した4本の前輪を備えたF1マシン・ティレルP34のプラモデルを、2012年1月に発売する。

昭和40年男なら、当時、国内ではまだ「タイレル」と呼ばれていたのをよく覚えているのではないだろうか。そして、タイレルといえば6輪。76年に登場して世界をあっと驚かせた6輪車『P34』は、投入直後から高い戦闘能力を発揮。デビュー3戦目のモナコGPでニキ・ラウダのフェラーリに次ぐ2位、3位を獲得する。そして次戦のスウェーデンGPではワンツーフィニッシュしている。本来は、前輪を小径化することで前影投影面積を小さくし、空気抵抗を減らすことが6輪化の目的だったが、それよりもブレーキング性能の向上がドライバーには好評だったようだ。しかし、小径特注タイヤの開発が進まず、消えていった。現在は車輪は4輪までと規制されている。

そんなP34が、新たにプラモデル化される。フジミ模型の1/20スケール『グランプリシリーズ』での製品化で、1977に日本GPを走った『ロニー・ピーターソン ロングホイールバージョン』と『パトリック・デュパイエ ロングホイールバージョン』の2つが発売される。しかも完全新金型によるものということで、期待も高まる。当時F1ファンだったならばぜひ手に入れておきたい一台だ。価格はどちらも5,250円。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で