【S40News!】タミヤのフラッグシップ「日本戦艦大和」発売。

タミヤは組立式プラモデル1/350艦船シリーズの新製品『日本戦艦大和』を2011年12月3日に発売した。

戦艦大和といえば日本海軍が建造した史上最大の戦艦で、太平洋戦争開戦直後に就役、連合艦隊旗艦となり、1945年4月7日、米軍機動部隊の猛攻撃を受けて坊ノ岬沖で撃沈された。言わずと知れた、世界の軍艦史上に残る名戦艦である。それだけに木製模型からプラモデルへと変遷してきた模型史の中でも、戦艦大和は常に人気を博してきた。タミヤでも1960年に同社初のプラモデルとして『1/800 戦艦大和』を発売以来、1/700(1971年、98年発売)、1/350(79年発売)と、その時代の最新の技術をもって「大和」のプラモデルを開発してきた。

今回の完全新開発モデルでは50年間培った技術と情熱を込め、艦船模型の新たな可能性に挑んだ製品となっている。最新の考証を検証し、1/350スケール・全長752mmの大型の艦体を、部品数1,500を超えるパーツ構成でモデル化。作り応え、再現度、精密感など、模型の魅力を凝縮したタミヤの新たなフラッグシップモデルと豪語している。

各部の形状はもちろん、これまで模型では再現されたことのない主砲塔基部の構造も実物同様に再現するなど、艦船模型の新たな表現がほどこされている。また、対空兵装を大幅に強化して沖縄戦に出撃した最終時の姿を再現。船底まで再現したフルハル仕様と、洋上に浮かんだ状態を再現したウォーターライン仕様のいずれかを選ぶことができる。電探やハシゴ、クレーンなど、繊細な部品にはステンレス製エッチングパーツを用いて精密感を高めている。

さらに、B5サイズ全32ページの解説資料集が同梱され、大和の誕生から終焉までの歴史や艦内生活などの豆知識、イラスト図解による装備説明を詳しく知ることができる。艦船モデルファンなら見逃せない新製品だ。価格は2万4,150円。

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