大編集後記。

2011 年 11 月 4 日 プロデューサー コメント

つい先ほど、第10号の編集作業がすべて終った。現在は制作部門が印刷所に渡すための最終作業をしている。やがて受け取った印刷会社さんが刷って、切って、綴じて、ひとまず出来上がる。そいつを梱包してトラックに積みこみ、全国へと旅立ち各地の書店さんにばらまかれ、書店の従業員さんの手によって棚に並ぶ。こうして文字にすると、この現代になんちゅう非効率的なんじゃと、10人に9人は思うことだろう。

 

現在、アマゾン騒ぎがにぎわっている。いろんな思惑と新旧ビジネススキームが入り乱れていて、主張や利権を使ってわーわーやっているものの、みんなわかっていることはデジタルは力を付けて今後の表現を支えていき、紙は減少傾向に進んでいく道筋だ。古い話ではあるが、テレビがインフラになってラジオは弱まった。だがそれは表現の本質とはまったく関係のない話で、紙で生きるとかデジタルで生きるとかでなく、いつの時代でも表現で生きていられるか否かが、僕たちを包み込む本質論なのだ。それに対してやり方やコンタクトポイントがあるわけで、すっ飛ばしてインフラの問題と全部ごった煮にして黒船なんて表現を使っているのは、強い違和感を感じてならない。

 

 

なんてこたあ、今この瞬間の僕にはどうだっていいことだ。なんてったって終ったのだから。まだビールを口にするまでには遠いが、緊張からとかれた空気がごちそうってもんさ。この1週間ほどのバタバタと禁酒は何度やってもキツイが、今この解き放たれた気分は何度やってもいい。人生のプライマイナスなんざ限りなくゼロに近いもので、お金を持っていればその分だけ苦労も多いものだと誰かさんが言ってたっけ。ともあれ、今の僕は苦しさを通り抜けて最高の気分を味わっているのだから、プラスに振れている。

 

さて、今日から発売日までは、怒濤のPRブログとさせてもらいましょう(笑)。まず表紙だ。前号に引き続き今号も、これまでとガラッと雰囲気を変えてつくってみた。今回はモノ特集なんで、グリッドを組んでグッと来るものをカッチョよく配置してでき上がりとするはずで、けっこうナイスな感じでアイデアは進んでいた。だが〆切が迫ってきたある日、特集内で大きく扱っているあるアイテムが僕を刺激しやがった。ものすごく冒険だけど、今どきコイツで表紙をつくったら相当クレイジーだな。つうことはそのまま書店棚で異彩を放って目立つ。誘われて手に取って開くとおもしろいから、ついついレジに運んでしまう。なんとも自分勝手な成功の方程式が成り立ったのだ。「オガーっ(興奮したときに副編小笠原をこう呼ぶ)、○○を持てえい、出陣じゃー」

 

さて問題です、ひらめいてしまったアイテムがこの○○に当てはまります。○○とはなんでしょう。ヒントは6文字です。答えをお楽しみに。

 

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