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男の料理レシピ・湯豆腐。

2011 年 11 月 1 日 プロデューサー コメント

いやはや、月日の経つのは早いもので…、なんて月が変わる度に実感しているこれって、よくよく考えたらよろしくないですな。スティーブ・ジョブズの好きな言葉で、以前もここに書いた「今日が人生の最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを、本当にやりたいと思うだろうか?」との言葉どおりに生きていたら、もっともっと時間を有効的に、かつ、ケチ臭くねちっこく使うのだろうな。そうすれば、月単位で実感するのでなく1日が終るときに、ああ今日も1日が早かったななんて思って、新しい明日へと向かっていくはず。と、そんな反省から始まった11月初日の朝だった。ともかく、6枚つづりのカレンダーは残り1枚となったのである。

 

40歳になったころからだろうか、めっきり寒さに弱くなった。ダウンジャケットなんかの世話になり出したのもこの頃からだ。つい口から出てしまう言葉選手権では「あぢぃー」と「さみぃー」が1位と2位で、多分圧倒的に「さみぃー」の方が多いだろう。いや、もしかするとごく最近は「よっこらしょ」が赤丸急上昇の1位かも知れない(笑)。

 

すっかり苦手になってしまった冬ではあるが、温かいメニューがおいしく感じるのはいいね。大好きな酒の時間を、なんとも幸せな気分にしてくれる。数々あるあったか冬メニューの中から、僕にとってキングオブキングスであり、最後の晩餐はなにと尋ねられたら、マグロ赤身の刺身とこれを所望するだろうという絶対的な存在が湯豆腐である。今日の秋にもこんなことを綴っているくらいだから。そこで本日は我が北村家に、代々2千年受け継がれた(ウソ)黄金レシピを紹介することにしよう。この湯豆腐を知らなかった方は試していただきたい。異論反論があったら受けて立つので投稿ください。

 

まずは材料の用意から。3〜4人前で想定で、豆腐は絶対に木綿で絹は禁止。1人一丁〜一丁半かな。こんぶと鰹節をたくさん。長ネギ4〜5本。塩タラ5切れくらい。最近は生で新鮮なものもよく売られているから、スーパーなんかで加工日当日のモノで、ピンクがかってキラキラしていたら買い。軽く塩を振って2時間ほど冷蔵庫へ入れておくと、絶品塩タラになる。かつての生タラはほとんどが臭かったが、冷蔵輸送技術の進化には驚かされるばかりである。さらに好みでキノコ。僕の最近のトレンドは丹波しめじと大なめこ。材料はこんなとこだね。

 

よく研いだ包丁で長ネギを小口切りにする。薄ければ薄いほど良いから、包丁はよく切れた方がいい。僕が包丁を研ぐのは、ほぼ湯豆腐の日である。大きめの土鍋に水をたっぷりと張り、切り目を入れた昆布を3時間程度入れておく。湯のみに鰹節たっぷりと醤油、上からネギをどっちゃり入れて鍋の中央に入れたら弱めの中火で煮立たせないようにユラユラ。さあ、豆腐を投入して浮いたら食べごろっす。最近の豆腐は浮かないタイプもあるから、さっきまでの固い木綿豆腐が、プルップルッになったら食べごろだ。初めの2〜3個は、鍋に張ってある昆布出汁と一緒にいただくと、ああ、昆布出汁ってすばらしいと感動するはず。海原雄山に言わせたら「そんな出しすぎた昆布出汁なんぞ海くさいわっ」と一喝するでしょうが、カップラーメンも大好きな僕らには、このくらい濃く出した方がウマいから気にしない。ピュアな豆腐を満喫したら、豆腐と一緒にタラやキノコも入れて、真ん中の湯のみでいい感じにかつお醤油を吸ったネギでいただきます。ネギは無くなったらじゃんじゃん追加して食べよう。

 

初めに昆布でいただいているから、鰹の出汁が合わさった奇跡にあなたは泣くでしょう。というわけで、冬のイチオシグルメレシピでした。ご賞味あれ〜。

 

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