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【懐かしの名盤】RCサクセション『BLUE』(4)

2011 年 9 月 24 日 プロデューサー コメント

昨日のラブ・ジ・アースの興奮冷めやらぬ本日、ワタクシと金ちゃんこと編集金子、カメラマン武田は東海道の旅に出る。つうことでつぶやきますから乞うご期待。さあさあ、ブログ特別不定期連載記事『懐かしの名盤ジャンジャカジャーン』の続きだ。この連載は音楽と密接に生きてきた昭和40年男にとっての名盤を、僕の独断でセレクトしていこうというものだ。過去3枚は洋楽から選んできて、ついに4枚目は邦楽を出すことにした。となればRCサクセションでしょう。悩みに悩んで選んだ1枚は『BLUE』である。高1の冬にテレビで出会った『ロックンロールショー』で虜になり、高2になると怒濤の快進撃を目の当たりにした。

 

僕はバンドなんか組んでロックなんかしちゃっていたのだ。ライブハウスに出演したり、自主ライブを企てるようになった。とくに自主ライブでは少ないオリジナル曲をカバー曲で補っていた。そんな高2の夏のこと、とうとう禁断の果実に手を出したのだ。名曲『雨上がりの夜空に』をコピーしてしまったのである。初めて観客席が総立ちになった。かつて『東村山音頭』でクラス中を笑いの渦に落とし込んだのと同じく、ものすごい快感だった。もちろんそれは楽曲の知名度や魅力に頼ったもので、実力なんてほとんど関係ないものだが、それでもうれしかった。さらに『雨上がりの夜空に』はミュージシャンを夢を見て歌っていた少年に、とっても大きな発見をさせた。「歌とは打楽器である」と、練習していたある日にそう感じたのだった。8ビートを強烈に叩き込まないと歌にならないこの曲をマスターすればすごいことになると確信を得て、一心不乱に努力した日々はきっと今の自分にもプラスになっている。

 

さらにさらに、まさにこの年はRCイヤーだね。サム&デイヴのサム・ムーアと『ジョニー・B・グッド』でご存知、チャック・ベリーとのジョイントライブが横浜スタジアムで開催された。その後何度も観に行ったRCを初めて生で見たのは、超豪華な面々による高2のガキにはもったいないほど極上なものだった。“ストーンズ的”なものとしてすでにサム&デイヴもチャック・ベリーも好きなミュージシャンに名を連ねていたから、大興奮の1日だった。暑い夏の太陽にさらされて、辛口の楽曲を次々とぶち込んでくれた最高の日だった。ちなみにこのライブでチャク・ベリーが演奏中に、ピアノの首を切るという珍事が起こった。さらに数曲後で本人がピアノに座って弾き始めたのだ。おーっと湧いたがしばらく音が出なかったのは、ミキサーが対応できなかったからだろう。それだけハプニングだったということだ。

 

真夏の8月のライブは17歳になったばかりのことだった。うーん、昨日に続きもう一度言いたい。「RCの全盛期が俺たちの青春時代なのさ、愛してま〜す」ってね。つづく。

 

   

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