織田信長の怨念?

今から429年前の今日、天正10年6月2日に本能寺で大事件が起こった。当時の暦はかなりいい加減なものであったものの、まあ今日とされている。さぞ無念だっただろう信長の胸に入り込んで、今夜の一献を捧げたい。そして現代の今日である。この原稿を書いている時点では、不信任案騒ぎの行方はわからん。だがこの怒りをどうしてくれようか? 多くの報道でも同じく怒りをぶつけているのは、原発問題で信用を失った大メディア人たちの面目躍如といったところだろうか。

管さんの仕事が遅すぎるから不信任だと? 国民はみんな笑っているよ。誰が遅くしているのかってね。その張本人たちが日本の行方をつかさどる会議場であんたはなにも出来ないから辞めなさいって、ドリフのコントくらいわかりやすいギャグでしょう。さらに党内のゴタゴタまでも演じているのは、もうこれね、日本という巨大なセットに組まれたギャグなんですよ。そう思わなければ片付かないほどの茶番劇の垂れ流し状態である。

今必要なことは、せめて今年度内は党を超えて震災、原発、経済の対策を練り上げることでしょう。これだって国民誰もがわかっていることで、彼らだけがしかめっ面して水掛け論を繰り返している。バカにしないで真面目に報じている大メディアは、この狂った現象を演じている政治家たちを、せめて守ってやろうという親心のような気持ちなのかもしれないな。あなたたちが今演じている陳腐劇場のせいでこれからの日本がどれだけ希望を失うか? そんなものを見させられている子供たちが、将来の日本にどれほどの失望感を持つか? それでなくとも子供たちはみんな傷ついているのだよ!! どうか真剣に考えてほしい。

光秀は信長を討った。でもね、今さらそれを真似てどうするんですかね、民主党内野党のみなさん。どうか日本人の歩んできた道を振り返り、築いてきた心を見つめ直してください。今日が現代史の汚点の1日にならないことを心から祈ってます。信長の怨念? そんなことで片付けたくない、今日という日である。

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