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台風のラブ・ジ・アース ミーティング。

2011 年 5 月 29 日 プロデューサー コメント

例年であればさわやかなはずの5月だってのに、よりによって台風が来るとはどういうこっちゃ。それでもめげずに『ラブ・ジ・アース ミーティング 16th』を開催したのだ(ラブ・ジ・アースと僕の関係についてご存じない方はコチラを御覧ください)。

 

朝から強い風を伴って雨が降り続けている会場で、ライダーたちが来るのを待った。今回は鳥取市のあたたかい支援があり、ボランティアスタッフが大勢で駆けつけてくれた。9時半の開始に会わせて少しずつだがライダーや車での参加者が集ってきた。すばらしいですよ。この悪条件下で海岸清掃をしに来てくれるのだから。決して多くの参加者ではないが、Love the Earthの主旨を理解してくれている人々のコミュニティができ上がった。

 

やがて清掃活動が始まった。海岸に出ると顔に叩きつける雨ツブが痛い。主催している重みをずっしりと感じながら、僕は皆さんに声をかけた。「お体に気をつけて無理しないように」と。そして先日の笑いヨガ取材の影響だろう「みなさん、どうせなら笑ってやりましょう。笑顔でやった方が楽しいですよー」とも、大声で叫び続けた。大の男が10人くらいで、ゼイゼイいいながらで大きなゴミを運んでいると、不思議な連帯感が生まれてくる。おかしな感覚であるが楽しい時間だ。1時間半ほどの清掃を済ませると、僕の出番であるステージイベントである。

 

現役レーサーや元選手たちが手伝いに来てくれた。去年全日本のトップカテゴリークラスで年間ランキング3位をとった、高橋巧さんだ。ぬぁんと21歳である。もう1人はかつてカワサキでレースを戦い、時代を築いた清原明彦さん、65歳である。年齢がトリプルスコアじゃ。司会進行を手伝ってくれたMCを本業とする柴田奈緒美さんとともに、ちょうど僕が間にはさまった3階層年齢で、この年齢差をうまく引き出しながらのトークショーを展開できた…と思う。21歳の若者が世界のトップに立ちたいと夢を語れば、かつては名神高速で新型マシンのテストをしながらレースを戦ったとは清原さんだ。バイクやレースシーンを取り巻く環境変化の凄まじさに、会場は笑いに包まれた。

 

まだ参加人数の集計はできていないが、過去最低の参加者数であることは間違いない。でも、それがなんだ。感動のサイズはいつも通りである。昭和40年男読者の方もバイクで来てくれた。何度も何度も涙がこぼれそうなのをこらえながら、がんばってフィナーレまでフルパワーで突っ走ったよ。参加者はものすごくいい顔をして、でも雨が降り荒ぶ中を帰路についた。どっぷりと重たい疲れを感じながら。先々週のチャリティモーターサイクルショーとはまた違う緊張感で臨み、本当にさわやかにぐったりである。たくさんの善意の気持ちに包まれて過ごした時間は、明日からの仕事にいい影響を与えてくれることだろう。

 

参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

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