キャンセルは男の恥。

昨日の夜、帰宅してポストを開けると毎年恒例の42.195㎞の旅への招待状が届いていた。66回を数える『勝田全国マラソン』は1月28日に開催される。必ず走る。というのも。

今日、つい先日の日曜日にキャンセルした『東北・みやぎ復興マラソン』の記念Tシャツを友人より受け取った。一緒に微力ながら復興の役に立とう。完走した後は仙台でガツンと豪遊するのだと誓い合ったのに、このブログにも書いた通りキャンセルになってしまった。仕事の合間に応援ナビというアプリで彼の走りをチェックしながら応援していた。余談ながらこのアプリが優れものでコース上を彼の名前が走っていく。さらに5㎞ごととハーフ通過のタイムも表示されるのだから、便利な世の中になったものだ。かつてフルマラソンの応援は大変だった。寒い時期の競技である上、いつ帰ってくるかわからん。何度か応援に行ったがガタガタ震えて体の芯まで冷え切ってしまい、走るのと違うが同等のつらさを味わった。そんな思いまでしてせっかく待っているのに、市民マラソンは参加人数が多いからせっかくのゴールを見落としてしまったりもする。が、こいつがあればどこかでお茶でもしながら待ち、コース上を動くからバッチリと迎えることができる。今回は現地に行ったわけでないのに、完走後におめでとうメールを送ることができた。

このアプリを手に入れたのは今年1月に遡る。『第65回勝田全国マラソン』をキャンセルした時だ。そう、今年はフルマラソンに2回エントリーして、2回ともキャンセルしてしまったのである。双方仕方なしの理由ながら、仲間と完走を誓い合いながらエントリーしたのに約束を果たさなかったことがなんとも情けない。

来年は2本とも走りたい。東北ではこの記念Tシャツを着て、さも去年も完走したんだという顔で走ってやる。仲間によると素晴らしいコースと最高のおもてなしだったとのこと。楽しみが1つ増えたと思えばよかろう。

上述のブログに『東北・みやぎ復興マラソン』の棄権は夏から苦しんだ足の病によるものだと書いた。医者からはまだ3ヶ月くらいかかるかもしれないと脅されていたが、棄権を決めたらすっかり快方に向かい始めた。まさか僕はフルを怖がって、そのメンタル面での病だったのかなんて自分をあざ笑うほどである。

2ヶ月の歩行困難ですっかりなまった体にムチ打って、1月のフルは毎度のごとく4時間切りを目指すぞ。一般の申し込みは10月16日からだそうだ。一緒に走りたいという読者の方を待つ!! ゴールの感動で共に泣こうじゃないか!!

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