人口知能技術に震える昭和40年男。

IMG_5069昨日はお台場の国際展示場で開催されている『コンテンツ東京 2017』というイベントに出かけてきた。我々の生命線であるコンテンツに対して、ありとあらゆる角度からのビジネスを提案するブースが並んでいる。その数1,650社というからハンパでない。なかなか捻出できない時間をやりくりして、なんとか3時間を作り出かけた。

性能の悪い脳からカリカリと音が聞こえるような気分になる。まったく想像のつかなかった新しいアプローチや技術を見ながら、自分の持っている強みと掛け合わせてみる。カリカリカリ。あたためていた企画や新創刊のアイデアに、このアプローチを使えばグーンと加速するな。カリカリカリ。ってな具合だ。

イベントを構成するテーマがいくつもあり、駆け足に見ていく。本来であれば1日かけて回りたいほどのイベントなのに時間が足りない。数々のブースで後ろ髪を引かれながら名刺交換をして「できれば後日電話でご説明願います」と、興味のある提案をしているブースに次々と種を蒔くのが精一杯である。AI(人口知能)やVR(バーチャルリアリティ)といった未来技術の展示も併催していて、当然ながらものすごく興味がある。が、残念ながらこれらも駆け足ばかりだった。VRの体験をしたいけれど、どこも長蛇の列で並んでいたらそれで終わっちまうとすべてスルーした。AIは我々のビジネスの将来と直結するからたった2つのブースながらプレゼンを見た。

俗に、大四次産業革命と言われている。我々世代は第3次産業革命の渦中の中でその発展を見続けてきた。激変する環境の中で、仕事や暮らしがガラリと変わるのを体感した世代だ。そして再度、世の中の激変を現役世代で目の当たりにする。現役で2つの革命を体感できる世代は少ない。今の若者や団塊世代は3か4のどちらかの体現者で、我々は何と2倍2倍(丸八真綿・高見山関。古っ)である。これを幸運と思うか負担と思うかといえば、当然ながら俺たちは幸運だと前を見る…、ように努力しようね。ともかく昨日の脳はぐったりと疲れて果てた。刺激をたっぷりと受けながら明日へと前進あるのみだと、今日の元気は2倍2倍である。

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