【S40News!】クルマ好き必見。戦前・戦後の商用車が満載!

商用車国産の小型商用車のみを集めた初めての書籍、『カタログでたどる 日本の商用車 1904-1966』が5月1日に発売された。

1904~66年といえば、65年生まれの昭和40年男にとっては当然リアルタイムでの記憶はないものばかりだが、ページをめくってみるとそれはそれはワクワクする当時の貴重なカタログが満載されている。戦前は蒸気自動車に始まり、燃料高騰のあおりをうけ1930年代半ばから戦後ガソリンが放出されるまでの何年かの間は驚くことに電気自動車も生産されていたという。本格的に国産商用車が生産される50年代になると各社こぞって、トラック、ワゴン、バンなどの生産にのり出していて、現在のデザインとは大きく異なるそれらは、今あらためて見るととても斬新な印象で目に飛び込んでくる。残念ながら今はなくなってしまったメーカーもあるが、その足跡をあらためてうかがい知ることができる資料的価値の高い書籍である。

今では自動車博物館でも見ることができない貴重なモデルも数多く収録されている本書。クルマ好きを公言する諸氏においては、ぜひとも手に取ってみたい1冊だと言えよう。

カタログでたどる 日本の商用車 1904-1966
2017年5月1日発売
著者:小関和夫(歴史考証家)
価格:3,800円(+税)
発行:三樹書房

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