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デヴィッド・ボウイの想い出と今。

2017 年 3 月 30 日 プロデューサー コメント

昨日よりデヴィッド・ボウイの話になる。昨日のブログで昭和40年男とボウイの出会いはアルバム『レッツ・ダンス』が多いのではなかろうかとした。じつは何を隠そう、僕もそのひとりだ。

 

 

それまでも彼の音楽に触れたことはあった。貴重な情報源だった『ミュージックライフ』でもクイーンやロッドほどでないにしろ登場していた。マーク・ボランとともにグラムロックの両雄という、今考えるとちょっとチープな捉え方で片付けていたことが恥ずかしい。そのカルトスターがご存知『レッツ・ダンス』を提げて色男に変身した。初めて聴いたのはプロモーションフィルムで、その映像も曲もいい印象でなかったが、ギタリストのスティーヴィー・レイ・ヴォーンにやられた。そしてこんなスゲーギタリストをメンバーに加えるのだから、噂どおりただ者でないとアルバムに針を落としてぶっ飛んだ曲が『モダンラブ』だった。4+2拍子のギター&ドラムから始まるかっこいいイントロはそれまでのボウイへの印象をぶっ壊すのに十分な威力があった。高校3年の春のことで、ミュージシャンを夢見るセブンティーンだった。

 

 

そしてその詞に強く惚れ込んだ。その後も長く彼の音楽を愛する大きな要素だ。新聞配達の少年を捕まえるで始まり“But I try”でピリッと締めて、いろんな解釈ができるモダンラブへとつなぐ。英和をめくりながら何度も何度も訳しては歌っているうちに僕は18歳になった。

 

 

ギター2つい先日、念願のバンド結成初ライブではメンバーを説得して唯一のカバー曲としてリストに入れた。17歳のあの日、懸命に訳した歌詞。理解しようと悶々とした日々。いまだにボウイの真意はわからないが、歌詞ってのはそれが楽しみでもある。

 

 

ずっとその解釈を考え続けているモダンラブとは? 現代において当時よりももっと強いメッセージを帯びているなと歌った。彼の残した偉大なメッセージを東京の片隅で叫んだことは悪くない気分で、バンドのレパートリーとして定着させたいと企んでいる。

 

 

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