バンダイさんにお願い。

読者さんからの投稿で、こんなうれしいものが届いたよ。ジャーン。

なんということだ、ロボがリアルになっている。すげーぜ。こりゃあホントにバンダイさんの出番だな。商品名はズバリ『超合金 s40otoko-ROBO』にキマリですな。どうですか、商品企画担当さん? 各パーツを押すとねキーワードを発声するのよ。頭だったら「8時ダョ、全員集合」とか、股間だったら「オー! モーレツ」ってか。うほほーい、オモシロイじゃないですか。話題騒然で爆発的なヒット間違いなしじゃ。広告宣伝物も私達『昭和40年男』でバッチリだしねえ。

バンダイに勤めている友人がいる。まだ僕が居酒屋小僧だった頃、子供の喜ぶ顔を増やしたいから仕事にがんばるといった名ゼリフを、なんとしらふで吐きやがった。以来、そいつとそんな想いで働く人間がいるバンダイという企業が好きになった。当時の僕は大箱の居酒屋で数字ばかりを追いかけていた。お客さんに喜んでもらうというより、とにかく回転数を上げてたくさんの客をさばくことが僕の仕事だったから。ボク自身がダメダメな意識だったということだが、そんな気持ちのこもっていない店で1日の疲れを癒してもらっていたのかと思うと、今振り返っても恥ずかしい。働くということの意味をこの男によってガツンと気付かされた瞬間だったのだ。意識が大きく変わったものの、店の方針までは変わらずやがてクビになったのだ。

運命とか人生ってこうやって転がっていくものなんだね。こんな駄文を毎日垂れ流す人間になり、自分のつくるものに愛情と力を注ぎ、そして“明日への元気と夢を満載!!”を目指した雑誌をつくっているのだから。当時の僕に会ったら僕はバンダイの友人と同じ事を言うでしょう。読者さんの笑顔を少しでも増やしたいとね。というわけでそんな想いを注ぎ込んでくれた企業なんだから、責任を持って、お願い、商品化して(笑)。

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