春直前の花々にうかれるおっさん。

今朝は春を探しに多摩川土手散策に出かけてきた。どこまでその本番に近づいたかな?

雪柳

雪柳はこんな感じで本番直前まで迫っている。コイツはもっともっと白が増える。緑が見えなくなるほどで花が「ぼわっ」という表現がふさわしい。

浜大根コイツは多摩川土手の僕が住む近隣では年々勢力を拡大している浜大根だ。その名のとおり浜の砂地でも育つくらい強い花だ。これはまだ5分咲き程度で、桜の時期に合わせたように満開になる。強さが想像できないほど可憐な白い花が、まるでじゅうたんのように桜の下に敷き詰められるのがいい。

そしてやっぱり主役はコイツだ。今朝の情報バラエティでは、天気予報士の方が東京の開花宣言は25日だと予想していた。多摩川は豊富な水のおかげで気温か低く、都内のなかでは遅い方である。25日が開花宣言だとすると、長い多摩川生活の僕の見立てでは来月の5日以降が見頃になる。きっとその週末は人でごった返すことだろうが、この日程だと今年も見逃すことになりそうだ。でもこうしてつぼみが膨らむだけでうれしくなってくる。それは桜が特別な花だから。

つぼみ

みなさんにもそれぞれの想いがあるでしょうな。別れの季節だから鮮やかさがよけい心にしみる。逆もしかり。喜びの季節でもあり、心の底からのうれしさを鮮やかに舞う花びらが精一杯の演出をしてくれる。悲しみも喜びもおおいに盛り上げてくれる花業界のスーパースターですな。僕にとっては51回目の春本番がもうすぐそこだ。喜びに満ち満ちた気持ちで、桜の花びらをお互いめいっぱい浴びましょう。

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