酒は歴史とロマンを創る。

IMG_4486去年の10月からご無沙汰してしまった、地元下丸子の名店鳥八に出かけてきた。ここは『浅草秘密基地』の常連さんを連れてきたり、少人数ながら『下丸子秘密基地』を開催した店で、僕の評価では宇宙一うまいモツ煮込みを出す。これまでずいぶんと通ってきたが、コイツが張ってあるのを今回初めて見つけた。しばし見入ってしまったのは呑んべえの心を射抜いたからだ。わかるでしょ? 酒にロマンはズバリ直球だが、歴史とはよりスピードの乗ったストレートでじつに見事だ。

我が人生に酒がなかったら…と考えるとぞっとする。夢を語りながら呑む酒のうまいことこの上ない。仕事仲間と呑んでいるとドンドン風呂敷が広がっていく。僕のクライアントはバイクと音楽業界の方が多く、酒好きで夢追い人が多い。他の業界がどうだかわからんが、明るい酒で終止ガハハとなる。ガハハを止めて真剣に話し込んでいるときも夢のようなことばかりを語り、またまたガハハと笑う。そうして付き合う方と仕事が円滑になるのは言うまでもなく、仕事の議論に遠慮がなくなりクオリティは高まり進行が早くなる。夢のベクトルもセットできるから、デカイ仕事を作りやすくなる。そう考えると、酒席をキッカケに小さな歴史をたくさん作ってきたのだ。まさしく“酒は歴史とロマンを創る”である。

仕事外の仲間との語らいでの酒がうまいのも言うまでもない。僕が読者さんを集って小さな小さなコミュニティを作っているのは、なんのしがらみもない者同士がめいっぱいのロマンを語り合ってもらいたいからだ。昭和40年男たちはロマンチストばかりだから盛り上がるのだな。この週末をめいっぱい楽しんだら浅草に遊びにきてくれ。それと4月の『福岡博多秘密基地』も予約受付中だぞ。みんなで酒とロマンを楽しもうじゃないか。

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