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通い続けて25本目の焼酎ボトル。

2016 年 12 月 22 日 プロデューサー コメント

img_4259僕にとっての名店、浅草『十和田』に通い始めたのは25年以上前になる。少しの期間この地で働く機会があって、贅沢ランチをする何軒かのひとつだった。それでなくても僕は荒川区で生まれ育ったから、浅草はもっとも近い観光地として親しんだ街だ。初詣や三社祭はもちろん、羽子板やほおずきなどの“市”は、女の子を誘い出す絶好のネタとして使わせていただいた。そんな風に幼少より親しみ続けた街で50歳を過ぎても『浅草秘密基地』なんてのを展開しているのだから人生ってのはおもしろい。

 

 

さてさて、かつて贅沢ランチで世話になった『十和田』は今や僕にとって浅草ナンバーワン呑み屋(ホントはそば屋)である。年月が過ぎた分だけの風格をまとった店は大変居心地がいい。この店の魅力はなんといっても天ぷらをカウンター席越しのさらしで揚げてくれることだ。まるで高級店のような演出だが、浅草価格で楽しめる。おっさんの胃にやさしいカラッとした天ぷらで呑むそば焼酎のそば湯割りはうまく、ご覧のとおりボトルをオーダーする度に増えていくタグがボトルを太らせている。これが先日通算25をカウントした。

 

 

ナンバーワン呑み屋に昇格して何年になるか記憶が曖昧ではあるものの、ずいぶん長いこと通った。バカな呑んべえにはこの太ったボトルがうれしい勲章に思える。僕はここで店員さんたちに50までいったら1本サービスしてくれと頼んだ。そんな制度はもちろんなく、あくまで僕の勝手だが店員さんたちも笑いながら頑張れと言う。つい先日、今年最後の訪問時に25の記念ボトルを入れたところ天ぷら職人さんから「来年は50達成ですね」と言われた。無理に決まっているが「頑張ります」と答える僕。こうしたすべてが出来上がっているのが心地よい。店と客以上の関係を築けるのは店のよさに相まって年月がなせることである。

 

 

50はいつ迎えるのだろうか。年に5本で頑張ってもオリンピックは過ぎている。サービスボトルを受け取る頃にはこの店との関係ももっと熟成していて、ますます“出来上がって”いくはずだ。その日を楽しみにしながら年明け最初の訪問では26本目を入れるちょうどいい残り具合で「よいお年を」と締めくくったのだった。

 

 

   

  1. avatar
    福岡人情屋台物語
    2016年 12月 23日 08:50 | #1

    居心地のよか店には よか常連がいる これは日本国中 一緒すね~ 
    昭和の 酒のCMに出れる自身が少し出てきました げな(笑) 

  2. ありがとうございます。僕がよか常連かはあやしいですが(笑)。

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    プロデューサー