衆議院議員の井林たつのり氏を訪問!!

img_3938昨日は取材で、環境大臣政務官と内閣府大臣政務官を務める自民党の衆議院議員、井林たつのり氏を訪ねた。昭和51年生まれの40歳で、話し終えて将来が楽しみな若者だなと率直に思った。政治の世界で生き抜くことが大変なことくらいは素人ながら理解できる。そこでどっこい生きていける強さを感じた。言葉によどみなく、こちらの無茶な質問にもいい方向性を見出しケリをつけ続けてくれた。

今回の取材は、彼が自民党の二輪議連で活躍しているのを知ったからだ。が、議員さんを取材すると、ついつい免許制度に関する嘆願になってしまう僕だ(笑)。警察はかたくなに動かない。だったら政治家が強く動くか、もしくは我々メディアが世論形勢して追いつめるしかないと僕は考えている。メディアの部分で言えば、先日のホンダとヤマハの50ccバイクを巡る提携でいくつかのバイク専門誌以外も記事を展開している。アグネス・ラムちゃんがカバーガールを務める『週刊プレイボーイ』の最新号では、表紙に“原チャリ消滅ってマジっすか!?”と仕掛けてくれ、本文では「もう50ccは限界だ!」という2輪メーカーの叫びと表現した。そして免許制度改革の必要性を訴えてくれ、僕としては拍手喝采である。

もう限界、まったくその通りである。現在、そしてこれからも厳しくなるばかりの排ガスや騒音などの規制と、世界にほぼマーケットがないガラパゴス状態で作り続けるのはビジネスとしては極めて効率が悪い。そこでOEMによってせめて少しでもメリットを出そうというのが今回の提携だ。ガラパゴスながらも生活インフラを担っている50ccを無くすことがメーカーにはできないという、責務だけで継続している状況だ。と、幾度となくこのブログで叫んでいることを井林さんにも伝えた。もちろん大筋でわかってらっしゃるが、どれほどひどい状況なのかをご説明させていただきながら免許制度改革の嘆願を続けた。

それと、極めて図々しい僕は昨日このブログで書いた牧之原の環境愛護イベントに、環境大臣政務官としてゲスト参加してほしいと頼んだ。残念ながら東京で予定が入っているとのことだが、メッセージをいただくことは快諾となった。ありがたい。心を込めて読むと約束して、忙しいスケジュールの中で1時間もの時間を用意してくださった取材を終えたのだった。取材? おそらくお願いごとが7割以上だったな(苦笑)。

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