豪栄道関が初優勝!?

大相撲に燃えている昭和40年男はどれくらいいるだろう? 僕は完全なるジャンキーだが、周囲に限れば完全に少数派だ。幼少期は、誰もがそこそこ盛り上がっていたように思える。しかし、成長過程で夕方6時までの競技とは付き合いづらくなり、社会に出ればますます遠くなる。それでも興味を持つ男たちに、かつては『大相撲ダイジェスト』がフォローしていたが番組は終了してしまい、受け皿となったNHKの『大相撲 幕内の全取組』も深夜の遅くに追いやられ、とてもじゃないが付き合えない。ジャンキーの僕は新聞に展開される小さな記事と星取り表を見て一喜一憂を続けている。ちなみに我が家では今年、貰い物ながらこんなカレンダーを使っているのだ。ジャーン。

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今場所の騒ぎをまるで予知していたかのように、堂々たる豪栄道関だ。ここまで12連勝の快進撃を誰が予想していただろうか。

日本人横綱がいなくなって久しい。当然ながら大関たちへの期待は大きくなるばかりで、稀勢の里関がここ数年裏切り続けている。今年の初場所は琴奨菊関が初優勝を決めて一気に横綱への期待が高まったが、これも翌場所には断たれた。そして豪栄道関はその舞台には上がらない。

僕は彼のいいときの相撲が大好きだ。真っすぐ低く前へ前へと攻める姿はスカッとして気持ちいい。ところが、迷うことが多いのかあっさり敗れてしまう。立ち合いの変化も度々見せてしまう豪栄道だから横綱にはなかなかリーチしない。それが今場所は人が変わったかのように迷いなく前へ出ていて、ここまでの12連勝はうれしいったらない。昨日はついに生まれて初めて生中継をビデオに収め、大相撲のサイトを一切のぞかず深夜に観戦したほどだ。そして僕の歓喜の声は1人のリビングで響き渡ったのだった。

今日も同じくセットした。今夜も夕べと同じ歓喜の声を上げたい。今日勝利すれば他の力士次第では優勝が決まるが、追いかける遠藤関と高安関にも奮闘してもらいたいからそれは望まない。ただ、昨日に続いて結びの一番になる日馬富士関には絶対に勝利して欲しい。ひとつ心配なのはここにきて立ち合いの変化やはたくことだ。今場所の充実ぶりでそれはないと信じている。もうひとつの心配は横綱まさかの変化だ。立ち合いの早い2人だから、正々堂々のぶつかり合いを見たい。そしてさらに、最大の心配が結果をこのブログに書き込まれることだ(笑)。今日のところはやめてくださいね。シンデレラタイムを過ぎたら一緒に盛り上がりましょう!!

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1件のコメント

  1. 照ノ富士デカくて強そう・・・。
    豪栄道は力士としては大きい方ではないですが、よく優勝してくれました!

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