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若者と真剣勝負の昭和40年男。

2016 年 9 月 5 日 プロデューサー コメント

昨日のイベントをご一緒した2人と終了後のカット。向かって左の神崎さんとは8耐で一緒に涙を流した仲(!?)だ

昨日のイベントをご一緒した2人と終了後のカット。向かって左の神崎さんとは8耐で一緒に涙を流した仲(!?)だ

昨日はカワサキと共催の『カワサキU29ミーティング』という、29歳以下のバイク乗りに限定したイベントがあり、毎度のことながら司会進行の仕事に奮闘してきた。あいにくの雨まじりで動員こそ寂しかったが、内容は悪くなかったと自画自賛している。

 

 

今年の『鈴鹿8耐』でカワサキが2位をゲットしたのは、このブログでも幾度となくふれてきた。その見事な成績を残した立役者の1人である渡辺一樹選手が、一昨年よりこのイベントのレギュラーゲストとしてすべての会場に来てくれている。毎度トークショーを展開していて、その相手を務めている僕だ。昨日は『鈴鹿8耐』の報告にたっぷりと時間を割いた。レースのことにまったく興味がない若いライダーが多いなかで、渡辺選手の努力や苦闘を少しでも身近に感じてもらい、レースに興味を持っていただきたい。また、同世代の男が命をかけて仕事に没頭する姿勢を感じれば、参加者それぞれが頑張っている自分の仕事や学業においてプラスに影響するのではなかろうかと思っている。昨日もそんな気持ちを込めて、いつもより長い30分以上のトークバトルを展開した。

 

 

難しい話が多かったと思う。普段はできるだけわかりやすく噛み砕いて、レースの世界の入り口になるように持っていくのだが、昨日は世界選手権2位という成果を引っさげて、わかりやすさよりもそこへと向かっていった状況と世界観を感じてもらう方に少しだけ振ってみた。3年にも渡ってトークショーをやっているとあうんの呼吸で、渡辺選手もグイグイときたのが気持ちよかった。このやや無謀とも取れる展開が、イベント終了後にひとつの結果に繋がった気がした。

 

 

雨が降りしきるなかで、渡辺選手のまわりに参加者のほとんどが集まってきて、一緒に写真を撮り激励の言葉をかけてゆく。トークショーで見せた厳しい表情とは違った、フレンドリーな面もアピールでき、参加者たちの心に尊敬と親近感を同居したのかもしれない。その激励の渦はかなり長い時間に渡って彼を包み込み、それは感動的なシーンだった。

 

 

このイベントで力を込めるたびに思う。今どきの若者と敬遠するなかれと。飛び込んでいけば老い(!?)も若きも関係なく、心地よい気持ちの連鎖が生まれるものだ。閉ざせばそれっきりのことで、若者はおっさんを、おっさんは若者を知らず知らずに遠ざけてしまう場面がある。自分から動けばいいのに、躊躇したり色眼鏡をかけたりすることもしばしばあることだろう。歩み寄っていく余裕がおっさんらしさってもんだ。と、偉そうに語っているが、僕の場合どちらかといえばズケズケと入り込み過ぎだな(笑)。

 

 

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