第26話 3発目の台割。(1)

雑誌づくりの現場でもっとも使われる単語かも知れないな。
「まだできていないの、台割?」
「台割もないのに作業できませんよ」
これは編集長いじめの実用例。

「ちゃんと台割見ろよ、前後もよく考えてさっ」
これはクリエイティブマインドを全開にした実用例。

これ、正確には台割表というと思うが、
要は本の設計図のことだ。
何ページ目にどんな企画が何ページ続くという
計画を書き込んでいくものだね。

今回の創刊はラフながらも台割を組むのが早かった。
一発目が7月10日だからね。
それだけ今回の挑戦にビビっているということでもある。
そんなチキンな俺ができることは、
とにかく台割を早くどんどん完成型に近づけること。
手帳にも「台割!」の文字がちょくちょく書き込まれていく。

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