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綿シャツとブルージーンズ。

2016 年 5 月 15 日 プロデューサー コメント

シャツJPG昨日の東京は5月らしい爽やかな陽気で、社内作業だからとセレクトしたのがこの組み合わせだ。10代の頃から変わらないお気に入りの白の綿シャツとブルージーンズで、上着も下着もなしで出社した。

 

 

昔々、上野駅のそばにファッション店があった。広い店内には若者向けのモノがズラリと並び、どれも安くて10代の頃はもっぱらここだった。その店名は『ユニーク』で後の『ユニクロ』とは関係なかろうが、なんとなく原点に思えるような店だった。当時はここで1,000円台のシャツばかりを買っていた。50歳を過ぎてもバーゲンでばかり、2,980円あたりのシャツを狙うことが多く、もうちょっとリッチな大人になることを夢見ていたが、残念ながら当時からあまりレベルが変わっていない(泣)。

ブルージーンズは貧乏な高校生にも関わらず『ユニーク』では買わない。同じ上野でもアメ横のジーンズショップに行き、他のメーカーには目もくれずリーバイスのタイトなストレートやスリムばかりを求めた。10代の頃の洋楽の情報源『ミュージックライフ』を眺めては、鏡の中の太い足を憎んだ。今では往年のビックネームたちが太ったままステージに上がることもあるが、当時はロックミュージシャンといえば圧倒的に細身が多く、ロックの条件のように思えたほど。僕は中学の頃よりバンドを組んでいて、小さいながらライブ前になるとかなり無茶な減量をしたのは『ミュージックライフ』のおかげで、極力絞ってブルージーンズと白シャツでステージに立ったものだ。

名画座で何度も見た映画、ローリング・ストーンズの『レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー』のキースが、この組み合わせに黒いベストとネクタイを合わせていたのがカッコよくて、ユニークで薄っぺらいベストを見つけて真似した。これも10代だった。この映画ではTシャツの首を裂いていたのもカッコよくて、首が伸びてしまったTシャツを餌食にしたりした。カッコよく着るのはけっこう難しくて、何枚もつぶしたものだ。さすがにこれは最近やらないな(笑)。

10代の頃より変わらない組み合わせは、5月は特にしっくりとくる。爽やかなルックスじゃないが、僕自身はそのつもりで楽しんだいる。30年以上に渡り変わらぬ一番のお気に入りだ。当時のように締まってない体を反省しつつも、どんなに爺さんになっても続けていきたい。

 

 

 

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