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おっさんのマストアイテム!?

2016 年 5 月 3 日 プロデューサー コメント

雑誌快進撃を続けている『週刊文春』と、10代より買い続けているコミック誌『ビックコミックオリジナル』の5月5日号コンビだ。なんとも仲良く子供の日を演出していて微笑ましい。が、ほのぼのした表紙と裏腹に、文春の方はGW特大号らしく切れまくっている。都知事の問題がまたまた露呈したのは周知のとおりで、見事にすっぱ抜いた。海外出張問題に続いて都民としては情けなく、46道府県の方々に申し訳ない気持ちにまでなってしまう。ヤレヤレどうしたものか。

僕が文春を買い続けているのは、こうしたスクープ記事よりも秀逸なエッセイやコラム、ヌードじゃないのに美しい女性グラビアなどなどの連載記事を求めてだ。今号も舛添さん以外の特集記事は気になるタイトルだけを斜め読みに進め、ベッキーさんに関しては完全スルーして進んでいった。するといつものポジションに林真理子さんのコラムがない。小林信彦さんの『本音を申せば』の前に入っているはずだが、さては落としたかと疑ったがそれはないだろうと目次を見返すと、なんと柴門ふみさんと対談しているじゃないか。しかもタイトルがすごいぞ。『「不倫」はやっぱり文化だ!』ときた。コイツは電車で読むのはもったいないから後日に残してある(笑)。

それにしても昨今、電車で紙を広げるおっさんが少ない。僕は抵抗するようにガバーっと広げて通勤している。とくに『昭和40年男』の発売日は、さんざん読んだ原稿ながらガバーっと広げ、生きた中吊り広告となって立ち読みする。駅に着く度に車両を移動する念の入れようはいかがなものかと思うが、すべては雑誌文化のためだ。そう、「雑誌」はやっぱり文化だ! と叫んでいる。

ただ、最近ちょっと文春が広げづらくなっている。とくに今号は「へっ、コイツもベッキーいびりかよ」と、そう思われるかもしれない。そんな潮目の変化を感じる昨今で、僕自身もあまりにも騒ぎ過ぎだと辟易としていたところに、仕掛けた文春が自らのページを割いて前述のタイトルで対談を掲載したのはおもしろい。

一方のオリジナルは安定感抜群の作品群で疲れを癒してくれる。相変わらず元気な浜ちゃんや浮浪雲、そしてあぶさんの活躍…って、いないんだよな。これがチョッピリさみしいが、ほのぼのできる漫画雑誌が月に2回届けられるのはありがたい。とかくスピードが上がるばかりの世の中で、ちょっと立ち止まらせてくれる。10代の頃よりここまで愛し続けるなんて、当時の僕は予想していなかっただろう。僕は30年以上も月に2回も立ち止まっていることになる。うーむ。まっ、これでいいのだ。

 

 

 

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