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被災地の信じられないリアル。

2011 年 4 月 15 日 プロデューサー コメント









2日間の東北取材でなんとも気持ちの整理がつかず、今日は事務的な作業に
終始している。午後はアポを入れこんでいたのが幸いで、でなければ今日は
あまり仕事が進まなかったと思う。現時点でどんなページにするかは白紙にし
てあって、神が降ってくるのを待とうと思う(ってそんな余裕あんのか?)。だから
ここでいろんなことを書くのは現段階では避けたいのだ。変な話だが、まだ
目撃したものを飲み込めていない。脳裏に焼き付いただけの映像に加えて、
においと風に舞ったホコリが自分にこびりついている感じで、アウトプットできる
状態まではほど遠いよ。なんとも情けない自分である。これまで生きてきて
これほどショッキングなリアルを見たのはもちろん初めてであり、もうこの先
2度と見たくないというのが本音である。

 

行く前は散々悩んだ。取材に行くことは懸命の復旧作業に踏ん張っているみな
さんに失礼ではないか? 直接的でないにしろ本来であればいなくていい車両が
一台現地入りするのだから、行為としては正義でない。でも僕らは人に伝える
ことを生業にしているのである。ましてや、タメ年たちへのメッセージを出す本で
あるのだからと、自分自身を説得して現地入りに踏み切った。記事をつくり結果
としてその記事が何らか明日へと向かうことに繋がればとの強い気持ちを持って
のぞんだ。そんな葛藤があった上で見たから余計にダメージが大きかったのだ
ろう。

 

いいページにしたい。その気持ちが僕の行動を少しだけいい方へと向かわせて
くれる。そんな気分で今日を過ごしている。

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