50代2人と20代2人でバンド結成。

高校時代に買った。何本か所有するギターの中で、メインとなる大切な安物だ(笑)
高校時代に買った。何本か所有するギターの中で、メインとなる大切な安物だ(笑)

久しぶりにこの相棒と暴れる日が近づいてきた。去年よりバンドのメンバーを探し続けて、もっとも簡単に見つかりそうなギタリストとなかなか出会えなかった。顔の広いライターさんと呑んでいるときにそんな話をしたら、後日紹介してくれて初対面となった。「なんか面接みたいですね」と切り出した28歳の彼と、同じくなんだか緊張気味の僕だった。どんな音楽が好きかなんて探り合いから、音楽とはなんぞやみたいな深いところまで話し込み、無事に意気投合した。

ベーシストは1度ライブをやったことのある58歳の呑み仲間だ。とてもそんな歳にみえない若々しいナイスガイで、普段はフリーのグラフィックデザイナーとして活躍している。このご時世で大忙しだから相当のレベルなのだろうが、仕事ではお互い絡まないようにしているのは暗黙の合意なのかもしれない。ドラマーは20代の若者でとんでもないツテでつかまえた。現在は引退なさったが、バイク仕事のクライアントの担当さんの息子さんである。1度会わせてもらい、その後口説いた。プレイにもふれたが素晴らしく、彼と出会えたことがバンド熱の再燃になったとも言える。

さらに1人声をかけているのが、友人のバーで弾いているピアニストだ。女性だから歳はわからん(笑)。ところが先日大問題が発生した。「私、エレキ系の鍵盤は一切弾かないんです」と。なんでも指を痛めてしまうという。バーで弾くだけでなくピアノで飯を食っている人だから、これはマストだ。が、なかなか生ピアノを設置している貸しスタジオはなく、同じくライブハウスも少ない。どうやらゲスト扱いにせざるを得ないのが残念でならない。

ライブを展開するのためのバンドや弾き語りばかりでこの20年ほどが過ぎた。久しぶりにバンドで音楽を作れることがうれしくてならない。20代2人と50代2人という組み合わせも楽しみで、若者達の感性やビートに鍛えてもらう。刺激の強い活動になることは間違いなく、メラメラと燃えているおっさんだ。

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