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海を渡るロマン。

2016 年 2 月 20 日 プロデューサー コメント

先週末のこと、神戸のメリケンパークにあるカワサキのミュージアム『カワサキワールド』に行ってきた。重工業にふさわしい展示物が多く見られて、子供連れでも楽しい場所だ。ここで行われたイベントで、カワサキのバイクのデザイナーが参加者のリクエストに応じてデザイン画を書くという、彼らにとっても初の試みとなるイベントの取材だった。若手のデザイナーがタブレットにレイヤーを重ねながら書き込んでいく。プロってのは凄いなあと唸る場面がしばしばあった。イベント参加者の勝手なイメージや、もうちょっとスイングアームを長くしてほしいといった具体的なリクエストに対応して書き直していきながら、約40分で1枚のデザイン画を仕上げたのだった。と、そんなイベント取材が無事終了して、しばしミュージアムの見学を楽しんだ。

船陸海空企業だ。その中でコイツに心を奪われた。16世紀半ばに活躍していたという、こんな木製の船が荒海を渡っていたのを想像すると人類として繋がっていく気がする。いつでも創意工夫にあふれ、非力な個では立ち向かっていけない困難に対峙してきた。時代がどんなに変わっても、本質は変わらないのだな。それにしても美しい。機能美ってヤツは人にとって本能の部分に迫ってきて説得するのだろう。

フェリーで何度か旅をしたことがある。必ず夜の甲板に出て、バカなナルシストになるのだ。この暗黒の海にいにしえの時代から人類は挑み、行った先で知見を広げ、ときには争いになってしまった。なんていろんなことを考えながら、1人の甲板でじっくりとビールを呑む。そんな僕の目的は見知らぬ地を知ることだから、いにしえの人間たちと繋がっているなとなおさらナルシストになる。

久しぶりに海の旅に出たい。なんて日を近々実現させたいなとおっさんに白昼夢を見せてくれた仕事合間の時間だった。お近くの方はぜひ寄ってみてはいかがだろう。入場料600円の価値はあったぞ。

 

 

 

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