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明日より2日間の笑い。

2011 年 4 月 1 日 プロデューサー コメント

会社に向かう途中、大きな会社の入口に入社式の看板を見た。
今日から社会の一員としてがんばるのだね。この人たちが将来、
復興世代なんて呼ばれるように我々もしっかりと指導に、また
手本になるような行動をしたいものだ。強気で前へと進みたい。

 

さて、次号の制作がやばいところに来ている。小さな企業とはいえ
トップを張っていると色々あるものなんですよ。戦後日本が経験した
ことのない危機だけに、ビジネスシーンでも想定外の変化が日常
的に起こっていて、情報収集や対応に振り回されつつ、んなこたあ
言い訳になるわけもなく日常業務が降りかかってくる。きっと10年
くらいしたら強く強く思い出すことだろう信じられないことが、毎日の
ように起こっているのだ。タフでなければ立っていられない。

 

とはいえ、次号の設計図もやっとカタチが見えてきて、邁進するのみだ。
よりによって3月11日に隔月発行を発表した我々が、挫けるわけには
いかない。というわけで、5月11日どころかその次まで意識させられる
のである。と、偉そうに書いているが7月売りに関しては特集の“と”の
字も決まっていないのだが…。とにかく今までとはペースややることの
量が違うのである。力の見せ所だ。隔月になってパワーがなくなった
よねなんて言われないように。むしろよくなったよねと言われなければ
ならぬのだ。それにはインプットが必要ということで、明日は立川談慶
さんの独演会に出かけてきます。

 

今さらという感じかもしれないが、初めての方のためにちょっとご紹介。
タメ年の落語家である。どこぞの待合室で創刊号と出会い、そのまま
僕にコンタクトを取って来てくれて意気投合し、互いの活躍を応援しあう
仲になった。立川一門で真打ちを張るまで時間と努力を積み上げた
苦労人である。心優しき男である。最新号のP107を見ていただければ
わかるとおり、アーティスト(!?)でもある。まっ、とにかく愉快な仲間なの
だ。その談慶さんが立川流に入門して20周年を記念しての独演会を
明日、国立演芸場で開くのである。しっかりと応援してきたい。詳しくは
コチラにて。

 

このような時節である。キャンセルが舞い込んでいて、中止も考えた
そうだ。だがそこはタフで元気な昭和40年男で、自粛なんかしない
のは僕らと同じスタンスである。こんなときだから笑いは必要なもので、
不謹慎なものでは絶対にない。昨日も書いたことだが、悲しみや
苦しみはみんな同じじゃない。どん底の苦しみとそこまでじゃない
けどズキズキと痛みがある心だったり、千差万別である。人の
悲しみの本質なんか絶対にわからないから、優しくなれて、配慮や
気遣いも生まれる。明日会場にいる人で悲しみや苦しみ、痛みを
持っていない人間なんかいないはずだ。だから、僕たちは談慶さん
からたくさんの笑いをもらって、少しだけそれを和らげるのである。
同じ会場で感じるそんな連帯は、きっと効き目をよくしてくれる。僕は
心を開いて少しだけでも自分をラクにしてやろうなんて考えている、
そうワガママなヤツなのである。この会場ではみんなそうでいいと思う。
そして家に帰り、テレビから流れてくる痛みに、せめて心や気持ちを
送るのだ。その繰り返しだ。

 

さらにたちの悪い僕は、もらったパワーを翌日の読者ミーティング『宴』
でのエネルギーにしてやろうと思っている。僕は僕の笑いを提供する
のだ。精一杯やるぞ。というわけで、キャンセルが相次いだ明日の
チケットはまだあるから、応援に来られるタメ年たちは集合だ。さらに
さらに、翌日は荻窪で呑もう。おおーっ、2日間の笑いで週明けには
フルパワー充電だぜ。これでいいのだ(またか!!)。

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