すべてにありがとう。

大晦日にこのタイトルでブログを綴れることを目指して、僕は生きているのではないか(笑)。なんとか今年も今日を迎えることができ、感謝の気持ちが胸に大きく広がっていることをよしとしたい。昨日まで続いた激務から、今日はじっくりとお休みモードに変換していく。このじっくりというのが心地よく、お正月とはまた違った最高の時間だ。明日の宴の買い物に出かけ、おっさんの大好物のミートソースを大量に煮込む。なんてったって、ひき肉を2.5㎏も使うのだからスゴいスケールだ。

たかが50歳の壁ながら、それはそれはいろんなことがあった。みなさんもこのメモリアルイヤーを振り返れば、目をつぶりたい出来事や忘れちまいたいつらいことがたくさんあったことでしょう。僕は健康診断の結果が大荒れになり、ひどい肉離れを経験するという50歳らしい症状から始まり、公私ともに実に様々な苦難が噴出した。１つひとつと向き合い、時には折れそうになりながらもなんとか前へと進んで今日を迎えている。

生きていくのはつらいことの方が多い。そして今後はその傾向が強くなっていくのかもしれない。でも結局のところ乗り越えなければならないのだからポジティブにいきたい。「ガハハ」と笑いながら踏ん張りたい。本当の地獄を見ていないからと言われたらそこまでだが、人の心ってのはたいした地獄でないこともそれに変えちまう悪い病気を元々宿している。下を向いてちゃソイツが発症して悪くなる一方だ。重篤に陥らない特効薬の１つが「ガハハ」だろう。この特効薬は周囲に伝播するからそれもまたよしだ。そしてよき友との語らいや、先輩からのご指導、後輩の元気などなども同じく特効薬だ。よくよく考えると世の中特効薬だらけじゃないか。今夜より４日間は、家族とひたすら呑み、食い、語り合い、たっぷりと特効薬を擦り込んでいくのだ。

みなさん、今年もありがとうございました。年明けの瞬間、互いにおめでとうと心で言い合いたいですね。では、よいお年をお迎えください。