【他誌の50歳特集】『昭和40年男』も負けられません

【他誌の50歳特集】『昭和40年男』も負けられません近所の書店で尋ねると、どこもかしこも「売り切れです。取り寄せになります」という返事。出版不況が叫ばれる昨今、滅多に聞くことのないセリフですが、私の周辺だけで起きている現象でしょうか…。求めたのは『AERA』(朝日新聞出版)。今週号の特集が、“50歳、自分の人生を取り戻す”だそうですから、『昭和40年男』編集部員としてはチェックせずにはいられないと考え、書店に飛び込んだわけです。しかし、結果は先述の通りですから、まだ手にすることは叶っていません。

昭和40年生まれ、つまり今年50歳の男性をターゲットに2009年より発行を続けてきた弊誌は主にカルチャーにフォーカスしていますが、『AERA』はどのように50歳を取り上げているのか、興味深いところです。かつて弊誌にご登場いただいた山本昌さんも意見を述べられているようですから、何とか購入したいと思っていますが、HPや中吊りを拝見させていただいた限り、かなり前向きな50歳像が語られているようですね。確かに老け込む年ではないと思いますが、私などは空元気ばかりで、この頃は心身ともに疲労がたまっていることを否定できません。

普段の生活を営むことにさえ四苦八苦する私のような50歳が今後、どのような展望を描けばいいのか…。『AERA』の特集をひとつの参考にさせてもらいたいのですが、同時に昭和40年男を取り上げ続けてきた“老舗”として、「我々も負けずにより良い誌面を作らねば」と気持ちを新たにしました。あ、これが前向きに生きるということか! 読む前から“AERA効果”に浴したようです。

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