【東京モーターショー閉幕】目を引いた最新技術

【東京モーターショー閉幕】目を引いた最新技術連日にぎわいを見せた『東京モーターショー』が8日、閉幕しました。四輪に関していえば、今回目を引いたのは最新技術を駆使した“次世代カー”だったと思います。

例えば燃料電池車。燃料電池車とは水素と酸素の化学反応により電気をつくり出し、それをクルマの動力にするわけですから、燃料としてガソリンは不要です。つまり、環境に優しいということになります。

そして、燃料電池車と同様に注目を集めていたのが自動運転車でした。運転者の癖などを人工知能が学習し、走行する車であり、ドライバーはハンドルを握ることなく、目的地へ到着――というのが究極のイメージでしょうか。

先月末には宮崎市で軽乗用車が歩道を暴走し、歩行者ら7人を死傷させるという痛ましい事故が起きました。車を運転していた男性は認知症の治療を受けていたという情報もあるようですが、事故との関連はどうなのでしょうか。そのあたりは警察の調べを待つしかありませんが、最近、この手の話が増えていることは気になります。

もし自動運転車が本格的に走行するようになれば、このようなドライバーの運転スキルが問われる事故は防げるかもしれません。

高齢者の仲間入りを目前に控える昭和40年男としては、心身の衰えを有望なテクノロジーでカバーしてほしいと思いますし、技術大国・日本をけん引する自動車メーカーならば、快適で安全な車社会の実現に寄与してくれるでしょう。

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