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【間もなく発売! 昭和40年男 2015年12月号】ポプコンは昭和40年男的か?

2015 年 11 月 7 日 編集長 コメント

昭和40年男 Vol.3411月11日発売予定の『昭和40年男』最新号では、昨日ブログにて紹介したとおり、巻頭特集でポプコンを取り上げました。今日は、なぜポプコンだったのか?ということを少し書いてみたいと思います。

 

今、本誌で取り上げる対象を考える時に我々が重要視していることは、そのことが昭和40年男的かどうか、という点です。つまり、昭和40年男たちにとって、他世代と比較してそのことが特異的であったかどうかをひとつの判断基準にしているのです。たとえば、野球は昭和40年男なら誰でも見ていたことでしょうが、なかでも王貞治さんの存在感はかなりのものだと思います。しかしながら、本誌で「王貞治特集」を組むのは非常に困難だと考えています。それは、王さんは国民的スターであったため全世代の憧れや影響力があり、昭和40年男にとって特異的な存在であったとは言いにくい側面があるからです。いわゆる昭和本の類であれば、そのようなことは考えずに済むのかもしれませんが、昭和40年男の共感やルーツを探ることをテーマとしている本誌としては、上記のようなことを重視する必要があると思っているのです。

 

そう考えると、音楽ものは本誌にとってなかなか扱いが難しいテーマのひとつだったりします。嗜好や環境の個人差がとても大きくて、多くのみなさんが影響を受けながらも、そのテーマが昭和40年男的でありそうなものというのはそう多くないように思うからです。以前、シティポップ特集をやったことがありますが、これはムーブメントとしての期間が限定されていたことや、その対象が狭かったこと、そしてそれが昭和40年男たちの年齢とのマッチングが非常に高かったのではないかという推測から、皆さんの共感が得られるはずだという目論見がありました。

 

では、今回のポプコンはどうでしょうか。ポプコンから輩出されたミュージシャンや作品は、それまで親しんでいたテレビから流れてくる歌謡曲とはまったく違う音楽であるということを認識した人が多かったのではないかと考えました。8歳の時(73年)に登場した小坂明子さんの『あなた』を契機に、いわゆる職業作家のつくる音楽とは異質な音楽の世界の存在を知り、そのことがその後の洋楽体験への橋渡しのような役割を果たしたのではないか。その意味で、非常に昭和40年的なムーブメントであったと判断したのです。

 

そんなわけで走りだしたポプコン特集でしたが、取材を進めていくうちにもっと大きな文化的背景を見出していくことになります。それについてはまた次回に紹介するとしましょう。昭和40年男 12月号は11月11日に書店に並びますので、どうぞお楽しみに。

 

 

 

『僕らのポプコンエイジ』開催!

 

ポプコン出身アーティストたちが集まる同窓会イベント『僕らのポプコンエイジ ~Forever Friends, Forever Cocky Pop~』が来年4~5月に開催されることになりました。そこで、本誌のぴあ特別先行販売が設定されています。発売日となる明日より受付開始なので、興味のある方はぜひ本誌と合わせてご予約を!

 

<予約>

 受 付 期 間:11月11日(水)朝11:00~12月13日(日)深夜11:59

 電 話 番 号:0570-02-9502

 特設サイト:http://w.pia.jp/p/bpa-s40m/

 

<開催概要>

■4月29日(金・祝)

 時 間:昼4時開場 5時開演

 場 所:府中の森芸術劇場・どりーむホール

 価 格:全席指定6,800円

 出 演:相曽晴日、石川優子、下成佐登子、スリーハンサムズ(細坪基佳:元ふきのとう/

     中村貴之・平賀和人:NSP)、三浦和人(元雅夢)、渡辺真知子、Chage(五十音順)

■5月14日(土)

 時 間:昼4時開場 5時開演

 場 所:市川市文化会館(大ホール)

 価 格:全席指定6,800円

 出 演:相曽晴日、柴田まゆみ、杉山清貴、鈴木康博、スリーハンサムズ(細坪基佳:

     元ふきのとう/中村貴之・平賀和人:NSP)、谷山浩子、三浦和人(元雅夢)、

     渡辺真知子(五十音順)

■5月21日(土)

 時 間:昼4時開場 5時開演

 場 所:さいたま市文化センター(大ホール)

 価 格:全席指定6,800円

 出 演:相曽晴日、辛島美登里、小坂明子、鈴木康博、スリーハンサムズ(細坪基佳:

     元ふきのとう/中村貴之・平賀和人:NSP)、谷山浩子、三浦和人(元雅夢)(五十音順)

 

 主催:僕らのポプコンエイジ事務局
 後援:TOKYO MX、ニッポン放送
 企画・制作:株式会社ヤマハミュージックパブリッシング、株式会社エピキュラス
 協賛:ヤマハ株式会社

 

  

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