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心あるレモンに歓喜する昭和40年男。

2015 年 10 月 17 日 プロデューサー コメント

届けられた宝箱を開けると、これなんですかと飼い主に問うような仕草の我が愛犬

届けられた宝箱を開けると、これなんですかと飼い主に問うような仕草の我が愛犬

東京都の楽園、小笠原に毎年通っている友人がいて、その男のもとにこの特上レモンが届くと毎度お裾分けしてもらえる。今年もありがたいことに、最高のレモン酎ハイの時期が到来したということだ。年に1度の感動を噛み締めている今日この頃である。

島レモンとの名称で届けられるこいつは、戦前に南太平洋の島から導入されたそうだ。PRによると、焼酎の水割りに島レモンを浮かべた『水レモン』が絶品とのこと。そんなん言われなくてもそうして楽しむことが最高なのは、長年の呑んべえにはあたり前のことだ。酸味がまろやかでほんのり甘みがあるから焼酎によく合う。それとコイツは皮が薄くてこれまたほんのりと甘さがあってうまい。僕はくし切りにして焼酎に浮かべておかわりの度に少しずつ絞り、もう果汁がおしまいだとなると皮を頬張り、また次のレモンを投入というのを繰り返す。晩酌1回で大ぶりのレモンを半分ほどいただく。

送り主は生産者を知っていて、丁寧に心を込めて作ってらっしゃるとのこと。毎年のように通っていることから、こうして遠くはなれた島から船に揺られて届き、その一部が僕の焼酎を彩る。なんて贅沢なんだろう。そしてなんといってもうまい。海の向こうで(小笠原も海の向こうか・笑)大量生産されて、薬まみれになって輸入されるレモンとはまったく違う。日本の食卓の不安が先日のTPPに絡んで報道されていたが、ホントにうまいかまずいかを判断することでずいぶんと安全になるのではなかろうか。もちろんそこにコストの問題がやや密接なのは悩ましいが、合理性だけを追求した安さとは出来る限り距離をおきたい。自然の恵みや人の愛情によってぐっとコストが抑えられたうまいものが、我が国にはたくさんある。その選択眼を鍛えていきたいものである。

 

 

  

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