俺にも言わせろ最新号!!

書店一昨日発売となり、どうやら順調な滑り出しのようでホッとしているところだ。立場は変わったとはいえ『昭和40年男』への愛は変わることなく、リリースも変わらず緊張するものだ。気になる記事について編集長より紹介が続いているが、僕もちょいと言わせていただく。

スッコーンと抜けた空が美しい表紙がいいですな。雲も気持ちよくて書店に堂々と並んでいる姿は涙ものだ。そしてロゴ上に並んだ文字も昭和40年男たちには興味深いものばかりだろう。個人的には“口裂け女”が特に胸に刺さる。なんだったのだろうあの伝説はと、今さらながら興味深く記事を読み込んだ僕だった。最終チェックをしている夜中に笑い転げたエンディングで、編集長のところに駆け寄って「この記事おもしれー」と叫んだのだった。担当した宇都宮に心から感謝したページである。それと、僕自身のバンド活動時代に納得のアレンジを加えて、ライブでも一時は定番ナンバーにしていた『異邦人』の話が聞けたことも嬉しかった。この名曲が生まれた背景がたっぷり聞ける。タメ年ライター濱口によるこの曲との出会いを語った書き出しは僕もピッタリとシンクロしていて、多くのタメ年男たちも頷くところじゃなかろうか。

だが、もっとも気になる記事はこれらより、そして特集よりも別のところにあった。もしも僕がこの雑誌に関わっていなかったら真っ先にチェックするのが『昭和40年男のための健康講座』で取り上げた薄毛だ。ページのトビラに踊る見出しは“薄毛はもはや敵ではない”と、今の僕にはステキこの上ない。まったく気にならない幸せなタメ年読者さんもいるだろうが、多くは逆ではないか? 僕も年々少なくなっていて、加えて細くなっていることも感じる。昔は寝癖が付くとシャワーを使わなければならなかったのが、今じゃちょいと水をつけてサッサッと撫でればあら不思議、素直になるじやないの(苦笑)。と、そんな悲しみを味わう朝が多い。でもこのページを見ればきっとみなさんの将来明るいぞ。

まだ手に取ってないタメ年諸氏は今すぐ書店へと走ってほしい。いろんな意味で明るい自分を手に入れられるはずだ!!

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