昭和40年男とカラオケ!!

img_2先日、新聞のアンケート企画でカラオケで『歌いたい・聞きたい80年代流行歌』なる記事を見かけた。新聞ユーザーが対象で、しかも80年代となれば回答者に我々前後世代が多く入り込むだろうと興味津々に眺めた。

歌謡曲が黎明期から絶頂期へと登り詰めていくまっただ中で成長したてきた俺たちだ。同時に、カラオケの普及と発展もまさしく目の当たりにしながらの青春だった。

でっかいカセットをガチャンと装着する8トラックが、カラオケで歌う楽しみを初めて僕に提供してくれた。その舞台となる呑み屋もブームに乗っていろんな店ができた。基本的にはステージがあり他の客の見せ物になる。うまく歌えるとボトルがもらえたりもしたが、会計するといつも同じような値段で、もらっている意味をあまり見出せなかったが、それでも初段とか二段とか表彰とれると悪い気はせずまた後日に訪れてしまう。混んでいると何度間も待ったりして、歌うってことがどんだけ困難なんだという時期が続いた。そんなカラオケパブ時代に割って入ってきたのがボックスである。LDが全盛になり、やがて通信なんてもうどうなっているんだという怒濤の発展期を眺めながら生きてきた俺たちにとって、カラオケは特別な娯楽だ。いつでもどこでも安価で歌えることがあたり前の世代とはわけが違う。いまだに感謝の気持ちを忘れずに歌っている(笑)。

とまあ、長い前置きになった。この企画では定番中の定番の80年代ソングがランキングされていた。タメ年諸氏にとってはどんな曲が思い浮かぶだろう。ちなみにこの企画で第1位となったのは、久保田早紀さんの名曲『異邦人』だった。うーむ、ちょっと意外なような気がするが、なるほどとの納得感もある。これ以外で目立つところでは『ルビーの指輪』『贈る言葉』『赤いスイートピー』なんかがランクインしていて、どれも口ずさめるものばかりで楽しい。

調査方法はカラオケで歌いたい・聞きたい曲を5曲選ぶというもの。僕だったらなんだろうと考えると、しばらく悩んでしまった。よく歌った曲を思い出すと『ガンダーラ』『TOKIO』『トレイン・トレイン』『Tシャツに口紅』『雪国』ってあたりかな。なんとこの新聞企画に掲載されている25位までに1曲も入っていない。ウーム。

さてさて、書きながらカラオケに行きたくなるのは当然で、今宵は80年代縛りで熱唱に出かけるかな。俺たちカラオケ世代だと胸を張りながら、3時間コース決定だ!!

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5件のコメント

  1. (中国で)クルマもバイクも奪われて今の楽しみは正にカラオケ(卡拉OK と書きます)のみです。
    駐在員同士で”縛り”を入れてどれくらい歌えるかを競ったりしています。ジャニーズ縛り、新御三家縛り、GS縛り、フォーク縛り、80年代アイドル縛り。中でも”一発屋縛り”は盛り上がりました。歌詞もメロディも思い出せるのに、歌手も曲名も中々思い出せない”一発屋曲”が多くて、思い出しで選曲出来た瞬間の喜びと盛り上がりが良い感じでした。他に”浜田縛り”の時、浜田省吾には一曲もレパートリーが無く、苦肉の策で H-Jungle with t(ダウンタウンの浜ちゃん) の「wow war tonight」を歌いました。日本では歌ったことがなかった歌でしたが、駐在員独特の日々の苦しみの中と、戦後70年の年に中国で歌うというシチュエーションの中で何だか胸にジーンと沁みました。結構、歌詞の意味が深い良い歌だったんですね、あの歌は。ヒットしたのには、やはり理由があるということですね。

  2. 久しぶりに上野にでも繰り出しますか?(^-^)

    • これまた返事遅れて申し訳ないです。
      上野、いいですね。安くて汚くい店で呑みたいなあ。

  3. 行きましょうか?
    空いてますが(^^)
    バイク盗んでいいんなら(^^)v
    いや明日があるな(^^ゞ

    • あいやー、返信遅れて申し訳ないっす。
      そうです、今日があります。カラオケじゃないけど、僕のギターでなにか歌いますか?

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