男はつらいよ。

2011 年 1 月 16 日 プロデューサー コメント

 

禁断の果実に手を出してしまった。創刊号790円の文字が踊る表紙に、
ついつい伸びてしまったのである。『男はつらいよ 寅さんDVDマガジン』である。
これまで新聞広告に出るたびにため息をついてきた。
全巻セットで寅さんのトレードマークであるカバン型のケースに入ったヤツだ。
13万なんぼの価格は無理、大人になったら買おうと断念し続けてきた。
だがしか〜し!! 今回は全部集めても7万8,700円ときたもんだ。
得意の創刊価格790円ではあるが、2号以降も1,590円とのことで各週発売であるから
分割具合としても財布に軽い。さらにさらに、B4のポスターが着いているのよ。
これがまたいいっす、たまらんす。さらに全巻揃えると寅さんブロマイド10枚組が
もれなくプレゼントされるというじゃないの。コイツはもうやけのやんぱちでしょうと、
購入してしまいました。

 

この類ので今まで手を出したのは歴史上の人物シリーズくらいで、
10冊もいかないうちに挫折した。だんだんと人物が小さく(無礼者めっ)なっていくのに、
どうにも触手が伸びなくなっていったのだ。だが今回は違う。毎号が寅さんの映画なのである。
問題はこれまでに録り貯めた約15作を大切に焼いてあるブルーレイであるが、
たぶん買い続けることになるだろう。もう久しぶりのコレクターマインドをグラグラに
揺らされているからね。仮面ライダーカード以来の興奮かもしれない。各週発売だから、
すべてそろうのは2012年の暮れまでかかるというのも、壮大なロマンじゃないの。
寅さんてさ、大人になればなるほど染み方が大きくなる作品だよね。
小さなころから好きだったけど、今とは見方が全然違うもの。
山田洋次さんがこだわる日本の風景への感情移入具合とか、
寅さんの優しさとか…。男にしかわからん世界がてんこ盛りにあるのじゃ。

 

さて、もっとも大きな問題は“いつ見るか”である。
前々号の特集『生涯現役力』の中で編集金子が資料用に購入した寅さん第一作を
借りたのだが、3ヶ月上経ってもまだ見ていない。つうか、その作品を今回購入したことになる。
そんな調子の僕が、全50巻をすべて見るのはいつのことだろうか? 生きているうちに?
あっ、『坂の上の雲』の第2部もまだひとつも見ていない。
あっ、大河も始まったけどハードディスクで眠っている。
あっ、あっ、あっ…、とたまる一方のダメダメ男ぶりだ。
正月に2本ずつ見て25年、70歳を目標にでもするか(笑)。

 

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