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キザな男はどこいった!?

2015 年 2 月 13 日 プロデューサー コメント

喫煙所会社のそばにこのステキな建物がある。オシャレな喫煙所の中にはタバコの販売機もズラーリと並んでいて、前を通るたびに昨今の喫煙者の苦労を感じてしまう。

何度かここに書いている、僕はかなりひどいスモーカーだった。ショートホープを毎日100本以上吸っていて、朝まで呑んだりするときっと150本に達していただろう。当時は今程喫煙に対してヒステリックでなかったから助かったが、今のような環境だったらさぞつらかっただろう。食後のプハーッができないことや、呑み屋で吸えないなんて考えられなかった。当時、初めて行った回転寿司に禁煙と書いてあり、僕は2度とこんな所に来ないと宣言して、いまだにその1度だけしか回転寿司に行っていない。バカバカしい話だが、いまだに当時の不愉快な気分が残っているのだ。もう20年以上の禁煙生活を送っているのに(笑)。

キース・リチャーズやエリック・クラプトン、ジミー・ペイジなんかがくわえ煙草でギターを弾く姿に強く憧れた。クラプトンの真似をしてギターのネックヘッドに挟んで、あのカッコいい焦げを再現しようとしたが、なかなか焦げなくて諦めたりしたバカモノである。ロックとタバコは切っても切れない赤い糸で結ばれていると信じた。ロッド・スチュワートみたいなしゃがれ声になりたいと先輩に相談すると、タバコとウイスキーのストレートをガンガンやりながらめいっぱいの声で歌い続ければいいとアドバイスを受け、実践していたのだから若さとは愚かなものよ。

ロックを好きになり、それにハマっていった要素の1つであるタバコを、僕はロックを続けたくてやめた。高音が出づらくなっているのを感じ始めたのは20代の半ばだった。伸びもよろしくなくなってきたことの原因はタバコだろうと一念発起したのだ。以来続けていられるのだから我ながらたいしたもので、高音はすっかり元に戻り高校時代と同じ所まできちんと出せる。「しょうがないよ、ミック・ジャガーだってジョキングしているって言うじゃないか」と、繰り返し自分に言い聞かせながら、禁煙という僕にとってはカッコ悪い行為を正当化してきた。いまだにチョッピリカッコ悪いなと思っていたりもする。

それにしても周囲に喫煙者は減った。JTによると、僕らが20歳になった昭和60年の20代男性の喫煙率は71.8%だった。去年の40代、つまり我々が属するところでは38.5%にまで下がっているのだ。約半数が禁煙を実施したことになる。これは社会の否定や健康への悪影響が叫ばれていることが大きいだろう。高音が出なくなったからなんてのはほとんどいないだろうな。さらに興味深いのは、去年の20代ではなんと29.4%まで下がっているとのこと。スゲー減りっぷりじゃないか。我々の時代と比べると半数以下になっているのは、男たちが憧れなくなったのも大きいだろう。1人でバーに行ってウイスキーをチビリなんてのも、価値を感じる若い男が激減しているのだと、僕の知り合いのマスターたちは嘆く。ジュリーが歌った、男がピカピカのキザでいられたなんてのは、現代ではヒットしないかもしれない。少々寂しく感じてしまう、古くさい男である。

 

 

 

  1. avatar
    浅野
    2015年 2月 13日 20:22 | #1

    止めたいと思うように最近なったが止められない馬鹿です。
    高校時代誰それの彼氏がタバコ吸ってて格好いいなんて彼女に言われて馬鹿な少年は俺だってなんて初めて早32年。
    あなたのおかげですよと言ったら、じゃあ止めなって言うから止めなと(^^;
    冷たいもんです。
    肩身が狭いし本当に無駄だとは解ってるんだけどね。

  2. 2015年 2月 13日 21:18 | #2

    「きかんしゃやえもん」と呼ばれるほどヘビースモーカーだったオイラ。
    タバコ吸って死ねたら本望だ!などと強がってた割には健康診断で
    「肺に影があるので再検診を受けてください」と言われただけでビビってやめてしまった。
    もう5年目になるなぁ・・・・。
    昔、タバコってカッコ良かったですよね。特に洋モクはね。
    いきがって「ラーク」とか「ラッキーストライク」とか「キャメル」とか吸ってたなぁ。
    パイプも煙管も噛みタバコも嗅ぎタバコもやりました。
    イーストウッドに憧れて「くわえ葉巻」もやった、やった。
    懐かしいなぁ・・・

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    平成乃昭和
    2015年 2月 13日 21:56 | #3

    俺の先輩に「俺はタバコを止めるほど意志は弱くねぇ!」というひねくれた意志の持ち主がいます。(笑)
    また別の先輩で、肺がん手術で退院一ヶ月後に「忘年会やるぞ!集合!」と召集をかけ快気祝いと思いきや、その宴席でショッポをスパスパという強者もいました。
    かくいう俺は意志が弱く10年前にキッパリ縁をきりました。
    キザで漢でいたい反面、守るものもあれば健康にも気遣う現実ですな。

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    忍の後輩
    2015年 2月 13日 22:50 | #4

    大学時代、タバコ吸えないクセに「哭きの竜」という漫画の影響で麻雀打ちながら形だけふかしてたバカは私です。

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    ca-ni
    2015年 2月 13日 23:43 | #5

    数年前は一日40本男でした。
    その頃は毎週末に仲間とフットサルして遊んでおりましたが、年を重ねてだんだん走れなくなってきた為、せめてタバコでもやめてみるかというのが禁煙した理由です。
    効果はてきめんでしたが、その後車にはねられて結局走れない体に…(^_^;)
    が、その事故で入院した時は、ほんとタバコやめててよかったわと思いました。
    何しろ病院とは超健康的な生活を余儀なくされるところで、病棟はもちろん敷地内全面禁煙です。
    スモーカーには地獄のようなところで、隣のベッドの爺さんはヘルニアよか禁煙がつれぇと嘆いてましたよ(笑)

  6. 浅野さん、やめる必要なんかないですよ。似合っててカッコいいし。
    あのね、高校生はタバコ吸っちゃ行けないんですよ(笑)。

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  7. ジョニー藤好さんは、僕ときっと同じくらいの量だったのでしょうね。
    洋モク…、懐かしい響きですね。「ジョーカー」なんてのもありましたねえ。

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  8. 平成乃昭和さんの先輩、カッコいいですね。
    「俺はタバコを止めるほど意志は弱くねぇ!」とは名ゼリフじゃないですか。僕も意志が弱かったのだな。

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  9. ふかしタバコとはおもしろい。だったらちゃんと吸えばよかったのに、吸えないってなんででしょう?

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  10. ca-niさんもわりとヘビーだったのですね。
    20年以上前のことですが、僕が入院した病院は整形外科専門で待合室は真っ白でしたよ。もちろん僕もスッパスッパ。今はそんなことないでしょうね。

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