大編集後記その弐。特集の冒頭となるトビラページは必殺だ!!

発売はいよいよ明日。3連休の方も多いことだろうから、最新号で充実の日々にしてくれっ。今日もPRとなる大編集後記をお送りしよう。

S006-007

特集の冒頭を飾るトビラ作りは厄介でありながら、楽しい作業でもある。贅沢に2ページも使うのだからと、気合いが入らないわけがない。たとえばインタビューで2ページ作るとなると、人選から始まりオファーをかけ、取材OKとなれば資料をかき集めて準備を整えいざ取材となる。だいたい2時間弱くらいの時間をいただき録音して、帰ってくるとまずそれをもらさず文字に起こして、原稿へと整えていくのだ。こうしてやっと完成する2ページに使う労力と同じくらいの力を注ぎ込まなければ罰が当たるってもんだと、デザイナーとあーでもないこーでもないと踏ん張るのだ。

今回は表紙が松田優作さんでバチッと来ていて、これに呼応させるのはコレしかないと『必殺仕事人』の中村主水を起用した。バッチリの写真が見つかり、当初は『俺たちの心を揺さぶった名シーン』だった特集タイトルを紆余曲折の末『俺たちが震えたあの瞬間(ルビにシーン)』に変えた。これは特集のラインナップ上の変更で、こうした工夫も好きな作業だ。加えて特集内容を宣言する短めの文章のブロックで組む。写真の中央が主水さんの顔で折り目になってしまうから、右に逃げたり左に逃げたり。大きくしたり小さくしてみたり。文字の色やバックの色を変えてみたりと、ありとあらゆる作業を施してはプリントしてまた作業が始まる。そうしてやっと仕上がったのがこのトビラだ。

今回も満足のいく仕上がりに胸を張る僕だ。どうだい? かっこいいだろう!!

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4件のコメント

  1. これはいいシーンですね。
    普通に戦ってもメチャクチャ強いのに毎度々々の卑怯な仕事ぶり。
    余計なリスクは絶対に冒さない中村主水はまさに闇の仕事人。
    やっぱり主水さんと言えば「後ろから刺す」ですね(^▽^)
    立ち回りが多い後継者の渡辺小五郎は、ちょっと仕事がカッコ良すぎかなw

    • ありがとうございます。毎度卑怯な仕事ぶりとはおもしろい!! でもこの凛とした姿は惚れますよね。

  2. いつも愛読してます。
    変身こそカタルシス、良かったです。
    ただ、バロムワンがなかったのが残念です。
    友達同志での変身、斬新でした!

    • ご愛読、そしてご意見ありがとうございます。今後の参考にさせていただきます。

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