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ハッピーウエディング。

2010 年 12 月 19 日 プロデューサー コメント

昨日はルンルンの結婚式だった。
めでたき日を迎えたのはウチの会社の制作スタッフで、
来年春には10年の付き合いになる大好きな男である。
会場は重厚感漂う八芳園で、会社の仲間たちとともに出席してきた。

 

うれしいのではあるが、重くのしかかってくるのは挨拶だ。
テレビやラジオの生出演での緊張が恥ずかしいほどだったことを
先日露呈したばかりだが、結婚式の比ではない。
何度かこなした司会はまったくといっていいほど緊張しないのだが、
挨拶、とりわけ仲人とか主賓というヤツはもう心臓ばくばくなのである。
なぜか? おそらくご両親とご親族がいるせいだろう。
彼らにいいカッコしなきゃならないうえ、放送禁止用語に
気をつけなければならないのは生放送同様である。
さらに僕を苦しめるのが忌み言葉だ。切るとか別れるといった
常識的に避けることができる言葉はなんとかクリアできるものの、
重ね重ねとかくれぐれなんてつい言ってしまいそうじゃないですか。
だから原稿を組み立ててのぞむことになるわけ。かなりきちんと組む。
それを暗記してのぞもうとするのだが、ご両親ご親族の注目のプレッシャーにやられ
すっ飛ぶことはこれまた経験で痛いほどわかっている。

 

だから暗記をがんばる一方で、逃げ道ポイントをいくつかつくってのぞむことにしている。
アドリブでも大丈夫な部分とか、あえて原稿を読むことが許される部分をつくるのである。
具体的にいえば昨日の場合は、事前に新郎のインタビューをしたとして
ポケットから原稿を取り出して読んだ。本来ならこれも原稿なんか見ちゃいけないのだが、
インタビューという逃げ口上は通用する。これまで使った手としては、
取引先の担当者に声を寄せてもらいましたとか、
内緒でお母さんの事前インタビューなんていう手も使ったことがある。
スピーチの中盤にこれを入れておくとずいぶんと落ち着くのだが、昨日はダメだったなあ。
そこにいたるまでが美しくなかったから、まるで逃げ込んだようになってしまい、
原稿を持つ手が震えていて「ああやべえ、カッコ悪い」とか思ってしまい、
後半の落としまで引きずってしまったのだ。ヤレヤレ。
せっかくの晴れ舞台で申し訳なかったな、できとしては60点だ。

 

でもね、挨拶が終わった後は久しぶりの披露宴を心の底から楽しんだ。
いいものですな。僕は会社を創業したころ真剣にウエディングビジネスに手を出そうとしたことがあった。
当時は、司会を引き受けることが多く、こなすたびに自分自身が大きく感動していたから。
好きなんだろうなあ。 他人だった2人の人生が大きな転機を迎える瞬間を披露することで、
嫌な言い方をすれば2人は大きな責務を背負い込むことになる。
一方で参加した僕たちはその姿に感動し、応援したい気持ちを新たにし、
そして自分自身もハッピーになれるのだ。このハッピー感は、お正月みたいなもの。
深く考えなくていい、純粋に心を込めて祝えるという部分がね。

 

どうぞ末永く幸せに、笑いにあふれた家庭を築いてください。
幸多きことを祈念しています。がんばれがんぱれ。

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