「福岡博多秘密基地」が無事終了。

読者ミーティングの『秘密基地』ウィークとなっている。先週の土曜日に今年最後の大阪開催を終え、昨日は読者ミーティング史上初となる九州上陸を果たした。大河ドラマ『軍師官兵衛』の舞台のひとつにもなっている博多の地で、読者の方々と騒げる幸せをかみしめたのだった。

奇跡といったら大げさすぎるかもしれないが、そもそもは10月に予定されていたカワサキと共催する福岡でのバイクイベントの中止がキッカケだ。イベントの前日に大型台風の接近により中止を決定した。ホームページをはじめとする各種デジタルコミュニケーションでお伝えしたが、前日の発表ですべての方々に行き渡るはずはなく、僕はみなさんに中止の決定を説明するために、開催時間中はイベント会場で張っていることにした。そしてこのブログに、待ってるだけで暇だからもしよかったら『昭和40年男』の読者さんは遊びにきてくださいなと書いた。すると１人の女性が差し入れ付きでやってきてくれ、博多秘密基地を開催しようとなったのだ。

そして数日後、このバイクイベントが中止でなく、延期として12月に仕切り直すことになった。ならばコイツに便乗するのは僕にとって極めて都合がいいと彼女に伝えると、ここからの動きは早かった。友人２人に声をかけてくれて、トリオでの幹事として奔走してくれたのだ。結果、僅かな時間の間にキッチリとまとめあげ、堂々昨日の開催になったのだ。

１人のドタキャンも出すことなく全員が開場に集まり、終止笑いに包まれた夜になった。まず、開場となったもつ煮込み屋の『虔十』さんの出血サービスが素晴らしかった。3,000円の会費でいいのでしょうかという大盤振る舞いの料理に加え、飲み放題まで付いていてこれはイベントを抜きにしても十分に満足がいく内容だっただろう。そして幹事さんたちの仕込みも素晴らしかった。プレゼントを多数用意してくれて、ジャンケン大会で放出したり、オススメの焼酎の試飲をさせてくれたりとさまざまな工夫があった。そしてなんといっても、参加者の方々の気遣いがよかった。互いを尊重する気持ちにあふれていて会話が弾む。僕が大好きな博多の街そのものの開場となり、拙い進行を参加者全員にフォローしていただきながらのあっという間の時間だった。もちろん二次会に繰り出して、ここからはそれぞれの友好を深める会話と、やはり笑いで終始したのだった。

「出会いの奇跡を大切にしよう」

しつこく読者ミーティングを続けているモチベーションだ。流してしまえばただの時間と会話だが、大切にすれば人生を変えてしまうかもしれない出会いとなる。僕自身が『昭和40年男』のミーティングで得た大切な友がいるから、胸を張って堂々と言える。昨日もきっとそんな１日になったはずだ(と思う)。

昨日の二次会では、『第２回福岡博多秘密基地』の幹事会が発足されて、来年以降の開催を目指していただけることになった。九州のみなさん、次回は見逃せませんぞ。いやっ、昨日は山口から来た方もいたなあ(笑)。