多摩川の土手より。

僕が住んでいる団地の目の前は多摩川で、四季折々の表情を楽しませてくれるのがうれしい。先日は足元にこんな美しいジュウタンが広がっていた。

紅葉ジュウタン

春をめいっぱい喜ばせてくれた桜は、落ち葉となっても我々を楽しませてくれる。芝生の緑とのコントラストが鮮やかで、ちょっとした美術作品のような光景が延々と広がっていた。

うろこ雲

こちらは10日ほど前のことで、晩秋にしては珍しい(!?)空が広がっていた。土手を歩いていると空が広くて、さまざまな表情を楽しめてこれもまたよい。そしてなにより行き交う人たちの表情だ。老夫婦に制服姿の若いカップル、子供連れの家族などなどが日常的な幸せを醸し出しながら歩いている姿は、互いの幸せオーラが相乗効果を生んでいるのではないだろうか。そして、平和ってホントにいいものだなと噛み締める。と同時に、元気に遊ぶ子供たちの将来が明るいことを願う。

年収500万円の家族に毎年1,000万円の家計がのしかかっているからと、借金を続けている。その借金はついに1億を超えてしまったのに、返済先延ばしで子供名義の借金を続けている家なんてこの世に存在しないはずだ。そんな単純に語れることじゃないことはわかっているつもりだが、現在の日本の財政が健全でないことは間違いない。長い借金生活に苦しむ中で、この暮れに我が国はまた選挙に突入する。無駄にしたくない1票をどのように使えばいいのか、熟考を重ねている今日だ。

公示の前日に日本の格付けがひとつ落ちてしまった。韓国や中国よりも下にランクされて上から5番目とはなんとも悔しい気持ちである。安倍政権下で2発ぶちかました黒田バズーカは、土手ですれ違う子供たちの将来にとってどんな影響を残すだろう。未来の負担を少しでも軽減しようと努力するのは大人たちの責務であり、だらだらと先延ばしにはできない状況だ。せめて俺たちは、小さいながら全力を込めて目の前の仕事ですな!!

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3件のコメント

  1. 鱗雲は11月22日の朝7時頃ではないでしょうか?
    全く同じような写真自分も撮りましたが。
    その後すぐに崩れていきましたが。

    • 同じように空を眺めているんですね。感動!!

  2. 所詮格付け屋の戯言など真に受けてはいけません。現にマーケットは何ら反応してませんから。騒いでるのは知ったかぶりのメディアだけ。

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