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お隣さん、さようなら。

2010 年 12 月 12 日 プロデューサー コメント

昨日は発売に対して、数々のコメントやお祝いメール、電話などなど
たくさんの声を寄せていただきありがとうございます。
今日、明日以降も書店での勝負は続いていくのだ。
がんばれ俺たちの『昭和40年男』よ。引き続き応援よろしくです。

 

さて、本日は午前休みをもらい、新居と旧宅の挨拶まわりに行った。
新居は滞りなく、両隣に上下の計4軒に挨拶できた、ふーっ。
昔は向こう3軒両隣なんていったけど、マンションですと上下2軒両隣なんですな。
東京下町の長屋に育った人間としては、両隣とはとくに仲良くしたいものである。
挨拶を終え旧宅へと向かった。たかが数日のことなのに、
沖田艦長のごとく「なにもかも懐かしい」を連発する僕だった。
空っぽのちょっと疲れ切った感じの部屋を出て、お隣にご挨拶とピンポーンと鳴らすも、
残念ながら右隣は留守だった。
左隣のご夫婦はとてもステキな2人で、もらい物を交換したり、片栗粉や醤油を借りたり、
カギを忘れたときにベランダづたいに自分のベランダへ帰ったりと、
うーん、なんだかお世話になりっぱなしだったね。
住まいの隣という接点だけで、それ以上に発展はしなかったが、
道で会えば爽やかに笑顔を交わし、よく考えるともっとも季節のことをのべあった人だなあ。
西日の差し込む居間は冬は暖かくて最高なのだが、夏は灼熱地獄で、よくそのネタで笑いあったものだ。
とってもゆるやかな、でも大切なつながりだったのだね。

 

人生にはこうして別れがつねにあり、でも同じ分だけ出会いがある。
今年に関して振り返ってみると、つらく悲しい別れから、こんな爽やかな別れまで
いくつもの経験をしたものの、ありがたい出会いや
もしかしたら人生に大きな影響を与えるような出会いもたくさんあった。
懸命に生きれば生きるほど、出会いの数は多くなり、
多くなればなるほど悲しい別れの数も増えていくのだ。
悲しみや煩わしさを避けたいのならば、静かに生きればいいのだね。
いつかそんな日がくるかも知れないが、今はまだまだ出会いを求めて生きていきたい。

 

そんなことを考えさせられた小春日和の今日、
久しぶりにバイクで出社すると道々の銀杏の葉が見事な色をつけ、はらはらと舞っていた。
もうホントに暮れなんですな、冬至まで後10日だ。

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