つまみを作ろう。(1)

昭和40年生まれともなれば
外で酒を飲む機会は多いことだろう。
職場の同僚との打ち上げや
上司や付き合い先との宴席、
人によっては接待したりされたり。

そうした仕事がらみの酒もいいが
楽しいことばかりではないかもしれない。
たまには、自分のためだけに呑む酒があっても
いいのではないか。

そんなところからスタートした企画が
「家呑みへの招待状」だ。
まあ、この不景気の最中、
休日に外へ出かけると
どうしてもお金がかかってしまう、ということもある。
だったら、自宅で昼間からゆったり呑むというのも
いいんじゃないだろうか。

そんなこんなで企画をすすめ、
料理をまったくやったことのない初心者でも
自宅で自分で作れる“感動のつまみ”を
紹介しようとを考えた。
しかし、バイク雑誌しか作ったことのない会社である。
料理記事のノウハウなんてゼロだ。
こんな読者に、こんな記事を届けたい。
そういうブレない想いはあるけれど、
それをどうやって実現するかが問題だった。

◆副編集長:小笠原
北海道生まれの35歳。仕事以外にこれといった趣味はないが、最近会社でコーヒーを豆から淹れることを覚えた。よりおいしく淹れるため、試行錯誤するのがちょっとした楽しみの一つになっている。

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